月間ポートフォリオ状況について記載する。
2018年6月・第1週末時点のポートフォリオ状況は、下記の通りとなった。
評価総額 : 5,291万円 前回比 : ▲38万円 (▲0.01%)
含み益率 : 129.1% 前回比 : +2.7% (減資後換算:+8.2%)
前回結果と期間中の最小・最大・最終結果、及び各含み益の変動率は下記の通りとなった。
区分 | 日付 | 投資総額 | 評価総額 | 含益総額 | 含益率 | 含益前回比 |
前回結果 | 05/02 | 2,413万円 | 5,329万円 | 2,916万円 | 120.9% | ▲7.9% |
期間最大 | 05/22 | 2,413万円 | 5,636万円 | 3,223万円 | 133.6% | +12.7% |
期間最小 | 05/30 | 2,309万円 | 5,261万円 | 2,952万円 | 127.8% | +1.5% |
今回結果 | 06/01 | 2,309万円 | 5,291万円 | 2,982万円 | 129.1% | +2.7% |
※含益前回比 : (各日含み益総額 – 前回含み益総額) / 前回投資総額 × 100
期間中に1銘柄(ユニバーサル園芸社)を売却し、投資総額は 104万円の減資となった。
評価総額は前回比 ▲0.01%となったが、含み益率は 2.7%の上昇となった。
株式の評価総額は 5,291万円となり、ユニバーサル園芸社の売却による口座現金 195万円を足すと
総額は 5,486万円となった。
<月間(18/05/07 ~ 18/06/01)の評価総額の推移>
1週目から3週目までは 5,400万円台 → 5,500万円台 → 5,600万円台と上昇。
4週目はそこからユニバーサル園芸社売却分プラス 100万円程度減少して着地。
第1週目 : 7日の 5,403万円から右肩上がりで推移、最終11日は 5,497万円。
第2週目 : 5,500万円台後半で大きく変動せずに推移。最終18日は 5,567万円。
第3週目 : 22日 5,636万円で最高を記録。 25日はユニバ園800株を売却し 5,451万円。
第4週目 : 28日はユニバ園200株を売却し 5,442万円。30日は 5,261万円で最小を記録。
前回からの売買は、下記の通りとなった。
売り : ユニバーサル園芸社 1,000株(保有全株)
買い : 無し
次に2017年8月からの、各月初時点の投資総額と評価総額およびTOPIXの推移は
下図の通りとなっている。
今回は1銘柄を外しているので評価総額は微減となっているが、待機現金の195万円を足すと
実質的には前回を上回っている。
待機現金の一部である銘柄に買い指し値は入れてあるので、次回までにはそれが約定して評価総額
に反映出来ると思う(多分)。
次に、2月の相場急落直前からの評価総額・TOPIXの推移は、下図の通りとなった。
※TOPIX株価指数は、3倍している。 また、表示日は適宜間引きしている。
PFの評価総額は、5月22日までは全体相場の上昇に伴いTOPIXを引き離して上昇した。
しかし翌5月23日からは相場は下落に転じ、PFは減資もあり急速にTOPIXに収斂している。
また、月間の各指数およびPF銘柄の変動状況は下表の通りとなった。
PF銘柄は、月間の上昇率の高い順に記載している。
黄色の網掛けは月間変動率がマイナス、ピンク色の網掛けは含み損を表している。
網掛けがないのが良い状態である。
今回は終わってみれば、各指数は東証2部指数を除いて前回比で微減となった。
個別銘柄は、上昇と下落は前回と同様にほぼ半数ずつに分かれた。
5月23日と24日に日経225は下げたが、PFはさほど減少しなかった。
5月30日の下げには流石に反応して下げた銘柄も多かったが、翌日にはかなり戻している。
今回は上昇率 20%台が4銘柄、10%台が1銘柄、下落率もほぼ 30%が2銘柄、10%台が1銘柄と
両極端な結果となった。
上昇率第1位は、6539 MS-Japan で 26.5%の上昇となった。
2018年3月期の本決算が純利益 +31.6%で最高益を更新し、今期も +13.8%予想となった事で
ストップ高、その後も上伸して 8,000円の壁に挑戦中である。
今後の成長も揺るぎないものと想定しており、将来が楽しみである。
第2位は 6556 ウェルビー で、24.5%の上昇となった。
2018年3月期の本決算が純利益 +105.8%で最高益を更新、今期も期待通り +18.4%予想と
強含みで投資家の注目を集め、その後も上場来高値を更新中である。
国策である「働き方改革」のテーマに沿った事業であり、利用者が幼児から成人するまで
療育 → 就労 → 定着 の流れを全面的にバックアップする企業に成長すると見ている。
第3位は、6080 M&Aキャピタルパートナーズ で 24.1%の上昇となった。
4月27日の2Q決算発表でマーケットは覚醒、以降は俄然上昇トレンドに変貌して 10,000円台に
乗せてきた。
2015年7月30日に、当時の分割前の株価 3,600円処で株式2分割を決議している経営陣であるが
その後は、株式分割を決議しないまま今日に至っている。
自社の成長に伴い、高い株価が妥当と考えているのかもしれない。
個人的には追加購入や一部売却などは考えておらずフラットであるため、分割が行われなくても
全く問題ない。 寧ろ、その方が将来の楽しみが増して良い。
第4位は、6055 ジャパンマテリアル で 21.6%の上昇となった。
2018年3月期の本決算が純利益 +34.4%で最高益を更新、今期も控えめであるが +4.9%予想と
なり株価は窓を開けて上昇、それまでの1月からのボックスを抜け出して実質的な上場来高値を
更新し、現在は 1,700円台でアイドリングしている。
ゴタゴタが続いていた東芝メモリの売却も決着が付き、新しいスポンサーの元でガンガン当社に
発注してくれるであろう。 ここからが、本領発揮の場面である。
第5位は、2317 システナ で 18.8%の上昇となった。
2018年3月期本決算が純利益 +61.2%となり、7期振りに最高益を更新。 株式分割も同時に発表され
市場はまたまたストップ高で反応した。
決算発表の度に株価はその階段を昇り、その位置を維持する展開が繰り返されている。
ITは大きな変化の時期に差し掛かっており、今後の大きな成長を期待している。
一方のワースト。
4位は 3844 コムチュア で ▲9.1% となった。 前回も ▲12.4% と低迷している。
2018年3月期の本決算は純利益 +31.4%、今期予想は +11.8% で期待に応えた内容となり、同時発表
の3ヶ年中期経営計画(~2021年3月期)では最終年度の営業利益目標を18年3月期比 +39.8%とした。
この発表を受けて株価は2日急伸したものの、その後は下落に変わり発表前より下がっている。
需給バランスの改善には、今暫く時間が掛かりそうである。
何れにしろ現時点では、「業績アップ+株価下落」という最高の投資チャンスとなっている。
3位は、2374 セントケア・ホールディング で ▲10.8%となった。
2018年3月期の本決算は純利益が +8.1%、今期の会社予想は +3.9%となり悪くはないのであるが
前期の着地率は 95%に留まり、投資家を満足させる事が出来なかった。
翌日の株価は大きく下落して遂に 600円台に突入であるが、まぁ黙って放置しておくしかない。
高齢者の今後の人口増加は明らかであるため、業界の需要は増すばかりである。
今後も営業所を増やし、その需要を取り込んで行く事で成長を続けるはずである。
2位は、3910 エムケイシステム で ▲29.4%と大きな下落率となった。
2018年3月期本決算は純利益 +6.4%で着地は 94.5%に留まった。今期の予想も ▲0.4%と低迷。
CuBe事業を担う、子会社BNCの暖簾代償却費が重荷になっている様だ。
同じくM&Aの結果がネガティブに出た ユニバーサル園芸社 は見切りを付けたが、こちらは国内
しかも顧客は異なり、相互の顧客に相互の製品を営業する事が出来る。
その相乗効果による顧客の拡大はやがて実を結ぶと考えており、今後暫くの低迷は覚悟の上で
保有を続けて行く考えである。
業務領域が B to B の、派手さは無いが不可欠なこの手の製品は基本的に好きである。
そしてワースト1位は、6029 アトラ で ▲29.5%の下落率となった。
2017年12月期の本決算(純利益 +102.7%)を2月に発表後、株価は上昇トレンドに変化して
一旦天井を付けて下落。 今期1Q決算(純利益 +189.35%)で再度天井を付けたが以降はまた下落。
株価の低迷時期が長いため、やはり中々上値が重たい様である。
目先の株価がどうなろうと気にしてはいないため、今後も長期的に保有を続けて行く。
将来的にどうなるのかは今迄書いてきた通りであり、その見立ては何も変わっていない。
期間中は久しぶりにイタリアの債務問題などが浮上して、相場は後半下落して終わった。
そう言われて改めて振り返ると、イタリア・スペイン・ギリシャなどの債務問題は一時毎日の様に
報道されていたが、最近はとんと出なくなっていた。
人間、喉元過ぎれば何とやら、である。この類いはまた今後も忘れた頃に出てくるのであろう。
一々気にしていたらキリが無いので、思考停止でやり過ごしたい。
アノマリーとしてのセルインメイは、擦り剥いたかすり傷程度で終わった。
セルインジューン? が来ない事を祈りたい。
次回は、7月6日大引け後の結果でPF状況を纏める予定である。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00264]
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