月間ポートフォリオ状況について記載する。
2018年7月・第1週末時点のポートフォリオ状況は、下記の通りとなった。
評価総額 : 5,159万円 前回比 : ▲133万円 (▲2.51%)
増資考慮後 : 5,020万円 前回比 : ▲272万円 (▲5.13%)
含み益率 : 110.7% 前回比 : ▲18.4%
前回結果と期間中の最小・最大・最終結果、及び各含み益の変動率は下記の通りとなった。
区分 | 日付 | 投資総額 | 評価総額 | 含益総額 | 含益率 | 含益前回比 |
前回結果 | 06/01 | 2,309万円 | 5,291万円 | 2,982万円 | 129.1% | +2.7% |
期間最大 | 06/22 | 2,449万円 | 5,539万円 | 3,090万円 | 126.2% | +4.7% |
期間最小 | 07/05 | 2,449万円 | 5,049万円 | 2,600万円 | 106.2% | ▲16.5% |
今回結果 | 07/06 | 2,449万円 | 5,159万円 | 2,710万円 | 110.7% | ▲11.8% |
※含益前回比 : (各日含み益総額 – 前回含み益総額) / 前回投資総額 × 100
期間中に6087 アビスト を新規に購入し、投資総額は 139万円の増額となった。
しかしそれにも係わらず、評価総額は前回比 ▲133万円と減ってしまった。
<月間(18/06/04 ~ 18/07/06)の評価総額の推移>
1週目から3週目までは順調に増え、4週目は緩やかに下り坂。
そして5週目は1日目から窓を開けて下落し、そのレベルで浮上せず陰線で終了。
第1週 : 水曜日6日の 5,169万円以外は、5,200万円台後半で推移。
第2週 : 終日、5,300万円台で推移。 金曜日15日は 5,395万円で台替りまであと一歩。
第3週 : 18日に増資して 5,479万円。19日 5,354万円まで減るも、22日は 5,539万円。
第4週 : 27日まで 5,400万円台を維持。28日・29日と 5,300万円台後半に減少。
第5週 : 7月2日は 5,195万円で始まり、5日 5,048万円と奈落へ。6日は戻し 5,159万円。
前回からの売買は、下記の通りとなった。
売り : 無し
買い : 6087 アビスト 300株
次に2017年8月からの、各月初時点の投資総額と評価総額およびTOPIXの推移は
下図の通りとなっている。
増資をしたにも係わらず評価総額は逆に減少という、最悪の結果となった。
うーん、遂に上昇トレンドが終焉となり、下落トレンド入りしている感じである。
次第に、まずい状況に変化している様に見える。
次に、2月の相場急落直前からの評価総額・TOPIXの推移は、下図の通りとなった。
※TOPIX株価指数は、3倍している。 また、表示日は適宜間引きしている。
PFの評価額は6月6日に一旦底を打ち、増資もあって大きく上昇しTOPIXを引き離したものの
最終週は大きく減り、結局TOPIXに急接近して終了した。
差し引き 141万円の増資となっており、それを考慮すると実質的にはTOPIXを下回っている。
また、月間の各指数およびPF銘柄の変動状況は下表の通りとなった。
PF銘柄は、月間の上昇率の高い順に記載している。
黄色の網掛けは月間変動率がマイナス、ピンク色の網掛けは含み損を表している。
網掛けがないのが良い状態である。
※6087 アビストの6月1日の終値は、買値としている。
各指数は、東証2部指数を除いて前回比でそれなりに下落となった。
やはりJASDAQ、それにも増してマザーズの下落率が大きく、7月6日時点で個人投資家は
私も含め、それなりにダメージを受けた方が多い様だ。
PFの各銘柄は、今月はなす術もなくズブズブと沈み込んだ。
24銘柄中、上昇は僅か5銘柄で残り19銘柄が下落する事態となった。
含み損銘柄数も、6銘柄となった。
最近投資した銘柄は、全て含み損になってしまっている。
故いかりや長介氏ではないが、「ダメだ、こりゃ」状態である。
(この例えがわかる人は、少なくとも50歳少し前)
数少ない上昇銘柄で、実質的に動いたのは上位3銘柄である。
第1位となったのは 6035 アイ・アールジャパンホールディングス。
ここに来て、24.8%の上昇率となった。
同社株式の週足チャートと、四半期決算における純利益の推移を表示。
チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY
私がこの銘柄に「惚れている」のは今まで記事にした通りである。
株価は5月まで 3,000円手前でもたついており、この時は正直物足りないなと感じていた。
同時に、マーケットには何れどこかで評価されてくるとは思っていた。
すると6月に入り動き出し、上昇して高値は 3,590円まであった。
ちょっと角度が急になってきたが、高い株主還元率と事業の将来性を評価すれば、ここから
下がっても知れている(と思う)。
角度は対数表示にすればなだらかになるし(笑)、気にしない事にする。
第2位は 6556 ウェルビー で、8.89%の上昇となった。
同社株式の日足チャートと、四半期決算における純利益の推移を表示。
チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY
株価は5月に入り上昇を開始。
第1波で 1,637円、第2波で 1,729円の高値をそれぞれ付け、現在は第3波の真っ最中で逆境相場にも
負けずに頑張っている。
勿論その将来性に期待して、今後も保有を継続である。
第3位は 2186 ソーバル で、ほぼ同率の 8.86%の上昇となった
同社株式の週足チャートと、四半期決算における純利益の推移を表示。
チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY
株価は5月最終週から一気に上昇し、高値は 2,280円まで瞬く間に到達。
高値圏で揉み合った後、今週に入りこれまた一気にガクンと落ちて終了した。
同社株に似つかわしくない動きとなったが、今後もその成長を楽しみにのんびりと継続である。
一方、今回は多数を占める下落である。
2桁の下落率となったものが6銘柄もある。
ワースト1位は、2428 ウェルネット で ▲20.6%となった。
同社株式の週足チャートを表示。
チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY
業績チャートを載せようとして、これまでブログに1回も記載していない事に気が付いた。
理由は、業績が上がらず株価も上昇しないためである。 その必要がない訳だ(苦笑)
従って、▲だらけの純利益の推移も今は載せる気力が無く、省略で容赦してほしい。
今の株価は将来への期待と高い配当で支えられているだけであり、6月27日に配当権利落ちした後は
ご覧の様にダダ下がりである。 特に27日は、窓を開けて 72円も下落した。
PF銘柄で唯一の決済関連銘柄であり、期待はしているのだが中々結果が出せていない。
経営者の方、有限実行で先行投資による成果を利益として出す事を切にお願いしたい。
ワースト2位は 3844 コムチュア で、▲19.2%となった。
同社株式の週足チャートと、四半期決算における純利益の推移を表示。
チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY
4月の頂上まで騰がり過ぎたのかもしれないが、その後の下げはいささかやり過ぎであろう。
私など、これだけ下がると何かのキッカケで反転したらその後は凄い事になると逆に期待してしまう。
業績は絶好調で何も問題はなく、マーケットがいつそれに反応するかだけであろう。
この後の推移が楽しみである。
ワースト3位は 6029 アトラ で、▲17.8%となった。
同社株式の週足チャートと、四半期決算における純利益およびEPSの推移を表示。
チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY
株価は期末決算と今期予想の発表を受けて2月から相場に逆行して大きく上昇したものの、
5月に 1,318円の天井を付けてからは下落し、結局は元の木阿弥に。
フンフン、そうですか。
今後も先行投資が続くと思われ、良い発表があるとマーケットは期待して株価の高騰・下落を
繰り返していくのだろう。
将来に向けての成長期待は過去に記事にした通りであり、今後も継続して投資である。
結果が出る時が、今から楽しみである。
下落率4位は、2317 システナ で ▲14.3%であった。
同社株式の週足チャートと、四半期決算における純利益の推移を表示。
チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY
前期は全て、四半期決算発表の度に大きく上昇している。
今期のマーケットの反応はどうなるだろうか。
業績は絶好調であり、現在の 1,000円処は大きな投資チャンスだと思うのは私だけだろうか。
こういうチャンスを拾って中長期で投資出来れば、良い企業だけに結果は自ずと付いてくると思う。
勿論、その将来性には大きな期待を持っており引き続き投資を継続である。
以下、6080 M&Aキャピタルパートナーズ(▲13.6%)、3910 エムケイシステム(▲13.3%)、
6055 ジャパンマテリアル(▲9.8%)、6539 MS-Japan(▲9.2%)と続く。
本来は支払が必要なライセンス数を正しく申告していなかったという、お粗末な問題の発覚した
エムケイシステム はともかく、他の3社は業績好調で何も問題はない。
株価だけが全体相場に釣られてバーゲンセールとなっている現状を見て、後は投資家としてどう
行動するかだけであろう。
長期的な視点に立てば、これらの銘柄への投資は報われる可能性が高いのではないだろうか。
さてマーケットは米中貿易戦争勃発ってんで、テンヤワンヤの大騒ぎである。
マーケットというシロモロは、上にも下にもこういうお祭り騒ぎが大好きなのだ。
上にも下にも、とかくハメを外しがちである。
飲みに繰り出したら、朝まで帰らないのと同じである。
米国内も自国優遇で何十年振りかの好景気に沸く鉄鋼業界と、中国の報復対象になりそうという
ばっちりを受けた農業界との間で大きな溝が出来つつある。
今後両国がどう動くのか、そしてどういう結末を迎えるのか。
6日のNYは100ドル程度の上昇となったが、まだまだこの問題は燻り続けるだろう。
ではその様な視界不良の時に、投資家としてどう行動するかでその後のリターンが違ったものになる。
私はと言えば、現在 120万円程度の待機資金がある。
このチャンスに以前に書いた「割切投資」をしても良いのだが、今後予定されているIPO株の中に
少し気になるものがあり、考え中である。
相場が下がった時に、これチャンスとばかりにワクワク出来る様な投資家になりたいものである。
これからの1ヶ月、果たして相場はどう動くだろうか。
次回は、8月3日大引け後の結果でPF状況を纏める予定である。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00280]
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