3763 プロシップ への株式投資の経緯について。
投資時期は2015年12月。
固定資産やリース資産管理、販売管理システムを開発・販売するソフトウェア会社。
1969年設立であるから、結構な歴史がある。
会計ソフトウェア開発は競合が多いが、同社は着実に売上・利益を成長させてきている。
ビジネスを取り巻く環境として、国際会計基準(IFRS)への移行がある。
同基準への早期適用を表明している企業の約3割弱が同社システムのユーザーとなっており、
将来に亘り適用需要の増加が同社に取ってビジネスチャンスとなっている。
早くから海外向けの開発も強化しており、24ヶ国の現地税制への対応をリリース済である。
既存システムへの追加投資を確実に行う事で、既存ユーザーの継続利用と新規ユーザーの
獲得に繋がる好循環を作り出している。
直近では売上高・営業利益・純利益ともほぼ右肩上がりとなっており、派手さは無くとも
今後の安定した成長に期待したい。
財務的には、
自己資本率 : 82%
フリーCF : 23億円
現金同等物 : 41億円
有利子負債 : 無し
となっており、長期で保有する上で全く問題無いと考えている。
現在の手取り配当利回りは 3.5%であり、今後も安定した成長と増配の実現を期待しつつ、
長期的に保有して行きたい。
成長株への長期投資として、王道の銘柄であると考えている。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00009]
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