エムケイシステム

3910 エムケイシステム への株式投資

3910 エムケイシステム への株式投資の経緯について。

投資時期は2015年12月。

社会保険労務士事務所にワントップのクラウド型システムを提供する、1989年2月設立の企業である。

当社の顧客領域である社会保険労務士事務所や労働保険事務組合事務所は、昔ながらの個人経営が多く
全般的に電子化が遅れている。

当社の提供するシステムはクラウド型ASPサービスであり、顧客は基本的にネット環境さえあれば
導入が可能であり、初期導入コストがあまり掛からないメリットがある。

また、一旦導入してもらえれば毎月の継続的な保守・カスタマイズも契約され、他社への乗り換えが
手間の掛かる事からそのリスクも低い、典型的なストックビジネスである。

また2017年3月期に、人事総務部門に対する業務システムを提供するビジネスネットコーポレーション
を連結化し、売上が大幅に増大している。

増収増益を続けており、社会保険労務士事務所の囲い込みに加えて一般企業へとビジネス領域を
拡大させており、本当の成長株といえ今後の展開・成長が期待出来る企業である。

しかし買うタイミングとしては早すぎた。 新規公開後の値動きは本当に難しい。

コツンと当たってから買えば良かったと後悔しているが、株式投資には付きものであり後の祭りである。

財務的には、

自己資本率  : 59%
フリーCF  : ▲3億円
現金同等物  : 6億円
有利子負債  : 3億円

となっている。

ジャスダックスタンダード市場に2015年上場の新興企業であり財務的な安定はこれからであるが、
キャッシュの状況は監視しつつ保有して行きたいと考えている。

時価総額はまだ54億円程度であり、今後の成長を考慮すると相当なリターンが期待出来ると考え、
大いに期待しながら保有を継続して行きたい。

成長株への長期投資に相ふさわしい、銘柄であるといえる。

[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00012]

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管理人プロフィール

 Author : 圭壱

 Twitter : 圭壱@長期投資

 50代の会社員。

 2013年より日本株を対象とした

 成長株への長期投資を実践。

 投資先企業の活動を通じた社会貢献と同時に、投資

 資本の成長を目指す。 最終目標は経済的自由人。

 詳細は ---> 管理人プロフィール

保有株式の年末評価額 (単年率・累計率)

 2013年12月  1,560 万円でスタート

 ・2013年   1,567 万円 ( +0%

 ・2014年   1,923 万円 ( +23% ・ +23%

 ・2015年   2,297 万円 ( +19% ・ +47%

 ・2016年   2,695 万円 ( +17% ・ +72%

 ・2017年   4,739 万円 ( +76%+203%

 ・2018年   4,180 万円 ( ▲12%+166%

 ・2019年   5,988 万円 ( +43%+283%

 ・2020年   9,634 万円 ( +61%+517%

 ・2021年   6,549 万円 ( ▲32%+319%

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