エムケイシステム

3910 エムケイシステム 株式分割と増配を発表

3910 エムケイシステム が本日3月15日の大引け後、
株式分割と2018年3月期の配当予想の修正を発表した。

株式分割は、2018年3月末を基準として現在の1株を2株に分割する。
配当予想は、2018年3月期の期末一括配当予想を21円から22円に増配した。

株式分割の目的は投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図るため、
また増配の理由は業績の動向や財務体質等を総合的に考慮し、今回の株式分割を
機に修正したとしている。

最近の株価の推移を確認してみたい。
下記のチャートは、同社のIOP後の週足チャートと四半期決算における純利益の推移を
表したものである。


チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY

※ 純利益の前年同期間比が記載されていないものは進捗率を記載。

2015年3月にIPO後、大きく上下して上場来高値 22,090円(5分割後:4,418円相当)
を記録。そこから先はは肩下がりを続け、2016年2月に底打ちしている。

私は正に、この下落中の2015年12月に1株 1,740円で投資している。
そして底打ち後は上下を繰り返しながらも、長期的には上昇トレンドが継続している。

直近では、2018年2月5日にザラ場で高値 2,794円を付けた。

そこからは全体相場の急落により下落。 2月14日にザラ場安値 2,252円を付けた後は
再び底値を切り上げて来ている。

業績は株式公開前の2013年3月から連続して増収を達成しており、純利益も通期で見れば
最高益を更新し続けている。 今期、そして来期も期待出来る。

投資家の心理も大分落ち着いて来たこのタイミングで、今回の発表である。
明日のマーケットは、どの様な反応を見せるのであろうか。

主力の「ネットde社労夢」「社労夢ハウス」は契約数が増えると月額利用料も
積み上がるストックビジネスであり、今後も安定した収益が見込める。

長期的には子会社とタッグを組んで双方の製品納入先を拡げ、相乗効果を
生み出していくと考えている。

明日のマーケットの反応にも期待したいが、今後の長期的な業績の拡大とそれに伴う
未来の市場の評価が非常に楽しみである。

地味ながらも確実な業績の向上を期待して、投資を続けて行きたい。

[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00214]

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管理人プロフィール

 Author : 圭壱

 Twitter : 圭壱@長期投資

 50代の会社員。

 2013年より日本株を対象とした

 成長株への長期投資を実践。

 投資先企業の活動を通じた社会貢献と同時に、投資

 資本の成長を目指す。 最終目標は経済的自由人。

 詳細は ---> 管理人プロフィール

保有株式の年末評価額 (単年率・累計率)

 2013年12月  1,560 万円でスタート

 ・2013年   1,567 万円 ( +0%

 ・2014年   1,923 万円 ( +23% ・ +23%

 ・2015年   2,297 万円 ( +19% ・ +47%

 ・2016年   2,695 万円 ( +17% ・ +72%

 ・2017年   4,739 万円 ( +76%+203%

 ・2018年   4,180 万円 ( ▲12%+166%

 ・2019年   5,988 万円 ( +43%+283%

 ・2020年   9,634 万円 ( +61%+517%

 ・2021年   6,549 万円 ( ▲32%+319%

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