4746 東計電算 への株式投資の経緯について。
投資時期は2016年1月。
様々な業界に向けたシステム設計・開発や運用受託、周辺機器販売を行う、
1970年4月に設立された総合情報処理会社である。
給与計算業務を行う子会社を擁する。
顧客企業のシステムに関する投資需要は年々増大し、当社の様に歴史があり
何でも対応する企業は重宝がられる。
IT業界には次々と新技術が生まれ、顧客企業は業務を効率化し生産性を向上させ
自社の優位性を保つために、これらを取り入れたシステムに更新し続けて行く
必要があり、常に需要が発生する。
ここ数年の同社の売上は横這いから微増ではあるが、純利益は増え続けている。
大口プロジェクトの動向に左右される面はあるが、今後も底堅い需要を取り込み
堅実な経営による確実な成長をしていくと考えている。
財務的には、
自己資本率 : 85%
フリーCF : 1億円
現金同等物 : 11億円
有利子負債 : 無し
となっている。
時価総額260億円の企業としてはフリーキャッシュフローは少ない様に感じるが、
例年営業活動で得た現金の範囲で固定資産:投資有価証券に 1:3 の割合で投資している
様であり、収入の範囲で計画的に投資しているのであれば特に問題は無いと判断している。
今後も手堅い経営で地味ながら一歩一歩確実に収益を上げ、継続した増配と共に
現在 35%程度の実績配当性向を増やしてくれる事を期待しながら、成長株として
長期に亘り投資したい。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00014]
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