1435 TATERU が本日9月6日、4日振りにストップ安大引け比例配分が途切れて
6,578万株超という空前の大商いで異なる4本値が付いた。
同社株式の週足チャートおよび日足チャートは、下記の通りである。
画像出所:YAHOO! JAPAN
画像出所:YAHOO! JAPAN
8月31日の夜、社員が顧客の預金残高データを改ざんし西京銀行に提出し、融資を通りやすくして
いたと日経電子版に記載され、その事実を認める事を発表。
他の改ざん事実については、社内調査し後日公表する事としている。
その後、ストップ安の続いている最中の9月4日には、本件に関して外部の弁護士を中心とした
「特別調査委員会」の設置を同日開催の臨時取締役会で決定した事を発表。
全ての調査には、約3ヶ月程度かかるとしている。
これには本田圭佑氏も心中で泣いているだろう。 大泣きではないか。
アパート経営プラットフォームをWebサイトにより販売しており、本田圭佑氏を起用したTVCMを
大々的に流し、売上高・利益とも最高額を更新中の勢いある企業である。
今回の不祥事の発覚により、株価は直前高値の4分の1に下落した。
こういう事例を見ると、やはり株式投資は究極の自己責任の世界だなぁとつくづく感じる。
個人投資家は一切何も悪くないのに、突然降って沸いた災難によって資産評価額が一瞬にして
25%に減少してしまう。 全くもって不条理であるが、厳しいマーケットの世界の掟であろう。
そこに一歩足を踏み入れた全ての投資家は、自分の投資結果はプラスもマイナスも全て自分の
責任としてこれを受け入れねばならない。
今後株価が回復するかどうかは、ひとえに会社ぐるみなのか当該社員(の属する部署)だけの
不正なのか、という1点であろう。
しかし今回のケースは、例のスルガ銀行が犯した犯罪と同種であり、こちらは完全に組織的な
犯罪であった。
先行事例として最悪のケースが既に出ており、少しでもその気配があれば今後業績へのマイナス
インパクトは避けられないのではないか。
勿論3ヶ月の調査の結果、他の従業員や他の部署ではそういった不正が行われていないという事で
決着すれば、本日買い向かった投資家は濡れ手に粟、リスクを取った結果大きな果実を得られる。
果たして、どの様な結末を迎えるのであろうか。
私個人としては、この手の不祥事には近寄らない方が無難であると考えている。
つまり、リスク > リターン であると現時点では思っている。
どう考えても、1社員の不正であるとは思えない。
その様にせざるを得ない状況に追い込む、組織による何らかの圧力があったのではないか。
特に上場企業の経営者は、不特定多数の株主からのプレッシャーを常に受けながら成長を
続けなければならない運命を背負わされている。
しかしそれを達成するために、不正を犯したのでは何の意味もない。
その事をしっかりと認識して経営に当たる必要がある。
今回の不正については今後かなりの長期戦となり、株価は簡単には上昇しないと考えている。
果たしてどの様な展開となるのか、外から見守って行きたい。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00327]
今期3回目のs安でまさかこれに当たるとは、しかもこれだけは200株持ってしまっていました。
s安解除の朝に飛びつきPTSで620円ナンピンしたのも傷を広げましたね。40万円が最悪0円かもしれません。
株を始めて3年目、まぁ自動車免許を取った後も3年以内に一度は事故を起こすもので、大破させた思い出が頭をよぎります。
退場とかにはならないので、他で埋めればいいだけです。といっても他も含み損だらけですが。
暫くは休むも相場という感じです。
薄利多売さん、こんにちは。
私も過去に色々と資産を溶かしていますので、同じ様なものです。
想定外に出くわしたら、やはり先ずは休んで冷静に・・・ですね。
日本企業のコンプライアンス・・・本当に大丈夫なのでしょうかね。
投資家を裏切らない様にしてほしいものです。
今後、良い方向に進展すると良いですね。