本日、6556 ウェルビー に新規で投資した。
投資株数は300株、トータルで81万円強の投資である。
同社は、様々な障がいや発達の遅れ(知的・精神・発達・身体)を持つ方を対象とした、
総合福祉サービスを営んでいる。
具体的には、
・就労年齢者を対象とした、就労移行支援(ウェルビー)
・乳幼児~子供を対象とした、生活や発達の支援(ハビー)
・小中高生を対象とした、放課後等デイサービス(ハビープラス)
を運営している。
同社のWebサイトに、大田社長の想いが語られていた。
・人は仕事を通じて成長し、生きがいも感じると痛感してきた。
・自分にとって、仕事をする事は生きる事である。
・生きがいとは自分だけではなく、人を喜ばせる為に何かをすること。
・そして、障がいを理由に就職をあきらめている方々にも、仕事をする喜びを感じて
もらいたい、生きがいを感じてもらいたいと強く思った。
そして、
・1人でも多くの障がい者の方に、成長と活躍の場を提供したい。
・ボランティアではなく事業として 、障がい者の方を支援したい。
・その想いで、社会問題をビジネスで解決するソーシャル事業を起業した。
私は大田社長の想いに賛同し、僅かばかりではあるが同社に出資する事でささやかながら応援し、
障がいを持つ方々の役に立つ事が出来ればと考え、同社に投資する事とした。
次に、投資観点で同社を見てみよう。
同社は、この10月5日に東証マザーズにIPOしたばかりの会社である。
設立も2011年12月であり、まだ満6年を迎えていない若い会社である。
そして、直近の業績は下図の様になっている。
画像出所:96ut.kabu
非常に若い企業らしく、業績の伸びが人目でわかるグラフである。
今期の第1四半期の決算も成長を感じさせてくれるものとなっており、通期の会社予想に対して
問題の無い進捗となっている。
財務的には、
・自己資本率 : 31%
・フリーCF : 3億円
・現金同等物 : 8億円
・有利子負債 : 7億円
となっており、これからの成長企業ならではである。
また同社の日足チャートと、運営する事業所および教室の展開状況は下図の通りである。
チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY
画像出所:ウェルビー株式会社
チャートといっても、新規公開後まだ13営業日しか経っていないためローソク足も13本のみと
なっている。 そして株価は現在、絶賛下落中である。
施設数は、就労移行支援(ウェルビー)は56箇所、幼児教室(ハビー)と小学生以上デイ(ハビープラス)
は1都3件に合計で13箇所である。
何れも、今後の展開が成長の鍵を握っている。
株価は、現在の価格で今期予想EPSに対するPERは、約40倍である。
これを高いと見るか、妥当と見るかは判断が難しい。
上記の成長性を勘案すれば或いは妥当と言えるのかもしれないが、何れにしろ新規公開した
ばかりであり、今後株価がどこに向かっているのかは、私には皆目わからない。
従って、ここから更に下げ続けて半値レベルになることも、十分に考えられる。
投資に当たっては、その辺りのリスクは十分に承知の上で、今回の投資に踏み切っている。
これまでの様々な投資経験から、リスク耐性はそれなりにある方だと自己を分析しており、
もし半値以下になっても投げる事なく、長期的に成長を見守るつもりである。
尚、今期(2018年3月期)は期末配当を予定しており、14円を予定。
自社サイトには、配当性向は 20%を目標にする事が記載されているが、今期の予想EPSは
69.89円であり、キッチリ守ってきている。
これから暫くは、株価はその妥当位置を探して模索していく事になる。
最終的な底値がどの位置になるのかは見当も付かないが、その先は成長に伴う企業価値を
少しずつ織り込んでいく事になると見ている。
同社が今後、障がいのある多くの方の様々な支援を通じて世の中に広く貢献し、それにより
私の投じた資本が間接的に貢献できれば、投資家として大変意義がある事だと思う。
世の中の為になること、そして今後の同社の大きな成長に伴い、今回の買値に対する配当
利回りの上昇と含み益の増大をも夢見て、これから長期で投資を続けて行く予定である。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00102]
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