6161 エスティック が本日10月26日の大引け後、2018年3月期の第2四半期決算を発表した。
指標毎の状況は、下表の通りとなった。
実績 | 前期比 | 通期予想 | 進捗率 | |
売上高 | 23.3億円 | +6.7% | 45.0億円 | +52% |
営業利益 | 6.4億円 | +18.0% | 9.8億円 | +65% |
経常利益 | 6.3億円 | +24.4% | 10.0億円 | +63% |
純利益 | 4.2億円 | +24.1% | 6.7億円 | +63% |
期初に発表した会社予想では、営業利益 ▲10.0%、経常利益 ▲1.2%、純利益 ▲2.0% となっていた。
しかし蓋を開けてみれば、上記の通り全て増益での着地となった。
経常利益・純利益共に24%台の増益に乗せ、素晴らしい結果である。
更に、通期予想に対する進捗率も6割を超えてきており、上方修正に期待がかかる。
国内市場は、ネジ締付装置は売上高は期ずれにより計画を下回ったが、ハンドナットランナ・ナット
ランナは前年を上回り堅調に推移した。
米国市場は、ハンドナットランナを中心に日系・米系企業双方からの受注が好調で、前年を大幅に
上回り推移した。
その他、中国は減速したものの、タイ・メキシコは増加した。
全ての市場で前年度を上回れば一番良いが、中々そうも行かない。
営業を更に強化し、下期は少しでも売上を伸ばして上方修正の幅を拡げてもらえる事を期待したい。
匠の技術を持つ同社の、今後の成長を期待して投資を続けたい。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00104]
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