6080 M&Aキャピタルパートナーズ が10月27日の大引け後、2017年9月期の本決算を発表した。
指標毎の最終着地状況は、下表の通りとなった。
実績 | 前期比 | 通期予想 | 進捗率 | |
売上高 | 83.4億円 | +122.0% ※ | 77.7億円 | +113.6% |
営業利益 | 36.6億円 | +96.6% ※ | 31.6億円 | +115.4% |
経常利益 | 36.1億円 | +94.2% ※ | 31.1億円 | +116.1% |
純利益 | 26.0億円 | +140.8% ※ | 20.1億円 | +129.2% |
※今期より連結決算に移行のため、未公表。
数値は、前期単独決算実績値との比較。
また、同時に発表した2018年9月期の予想は、下表の通りとなった。
今期予想 | 前期比 | |
売上高 | 86.7億円 | +4.0% |
営業利益 | 38.8億円 | +6.0% |
経常利益 | 38.8億円 | +7.3% |
純利益 | 25.8億円 | ▲1.0% |
レコフ買収により、対前期で売上高は 2.2倍、純利益は 2.4倍に達した。
進捗率も、何れも予想より上乗せされ 100%以上での着地となった。
そして今期の期初予想は、相変わらず控えめなものとなった。
特に、純利益の微減が目立つ。 これは少し痛いかもしれない。
予想より上方での着地と、今期の微減益予想を月曜日のマーケットはどの様に評価するのであろうか。
特に今期予想については、市場の期待とは乖離している可能性もあり一旦下落後、1Qの実績やその後の
上方修正で急騰する展開となるのか。
またレコフ買収資金の捻出方法や、相変わらず今期も無配を継続するなどそのキャッシュの使い道に対して、
議論の余地があるのは確かである。
しかし、今後も良好なビジネス環境で豊富な案件をこなして年々業績を上げると共に、更に大きく
成長するのは間違いないと考えている。
その実現のため、保有するキャッシュが今後効果的に使われるのであれば、特に異論は無いと考えている。
(しかし、その先は流石に配当を頂きたいが)
近い将来大きく飛躍し、更なる成長を楽しみに引き続き投資を続け、その成長を長期で見守って行きたい。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00107]
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