月間ポートフォリオ状況について記載する。
2018年9月・第1週末時点のポートフォリオ状況は、下記の通りとなった。
【割切投資PF】
評価総額 : - 万円(保有銘柄なし)
含み益率 : - %
【長期投資PF】
評価総額 : 5,165万円 前回比 : ▲145万円 (▲2.54%)
含み益率 : 126.8% 前回比 : +10.4%
【2017年末からの、両PF合計の単純増額率】
昨年末評価総額 : 4,739万円
現在の評価総額 : 5,165万円(+9.0%)
長期投資PFにおける、前回結果と期間中の最小・最大・最終結果、及び各含み益の変動率は
下記の通りとなった。
区分 | 日付 | 投資総額 | 評価総額 | 含益総額 | 含益率 | 含益前回比 |
前回結果 | 08/03 | 2,449万円 | 5,300万円 | 2,851万円 | 116.4% | +5.8% |
期間最大 | 08/09 | 2,449万円 | 5,330万円 | 2,881万円 | 117.7% | +1.2% |
期間最小 | 08/21 | 2,277万円 | 4,806万円 | 2,529万円 | 111.0% | ▲13.1% |
今回結果 | 09/07 | 2,277万円 | 5,165万円 | 2,888万円 | 126.8% | +1.5% |
※含益前回比 : (各日含み益総額 – 前回含み益総額) / 前回投資総額 × 100
<月間(18/08/06 ~ 18/09/07)の評価総額の推移>
今月は8月9日の 5,330万円が最高となり、減資後9月4日には 5,290万円まで戻すも最後はまた失速。
第1週 : 5,232万円で開始、9日に月間最大となる 5,330万円を記録。
第2週 : 5,100万円台から 5,200万円近くに増えるも、後半は 5,000万円台に減少。
第3週 : 20日・21日と1銘柄ずつ売却し、21日には月間最小となる 4,806万円に。
第4週 : 5,100万円台で始まり、尻上がりで最後は 5,258万円に。
第5週 : 5,200万円台でスタート、9月4日には 5,290万円に達したが最後は 5,165万円に。
期間中の売買は、下記の通りとなった。
【割切投資PF】
売り :2492 インフォマート 400株(保有全株)
3844 コムチュア 100株(保有全株)
4659 エイジス 100株(保有全株)
買い :無し
【長期投資PF】
売り :2374 セントケア・ホールディング 1,000株(保有全株)
3910 エムケイシステム 1,000株(保有全株)
買い : 無し
次に2017年8月からの、長期投資PFの各月初時点の投資総額と評価総額およびTOPIXの推移は
下図の通りとなっている。
評価総額は、5月以降はヨコヨコの展開が続いている。
今月は減資もあり、5月以降の最低レベルで留まっている状態である。
次に、2月の相場急落直前からの評価総額・TOPIXの推移は、下図の通りとなった。
※TOPIX株価指数は、3倍している。 また、表示日は適宜間引きしている。
8月21日には全体相場の下落に加えて減資もあり、辛うじて 4,800万円台を維持する展開となり
TOPIXに大きく引き離された。
しかしその後は何とか回復し、最後は相対的にTOPIXを上回って終了した。
次に、月間の各指数および長期投資PFの各銘柄の変動状況は下表の通りとなった。
PF銘柄は、月間の上昇率の高い順に記載している。
黄色の網掛けは月間変動率がマイナス、ピンク色の網掛けは含み損を表している。
網掛けがないのが良い状態である。
今月は各指数とも、全て前回比でマイナスで終わった。
マザーズが意外と健闘し、日経平均株価と共に最も下落率が少ない結果となった。
もたつく相場展開が続いており、典型的な夏枯れ相場の様相を呈している。
PF銘柄は、今回も上昇と下落がほぼ同程度で上昇は10銘柄、下落は12銘柄となった。
2桁以上の変動率となったのは 5銘柄で、上昇は3銘柄、下落は2銘柄である。
残りの17銘柄は、株価の方向がどちらを向いているのか中々分かり難い。
変動率2桁の銘柄について個別に記載すると、
<上昇率 1位> 6556 ウェルビー( +40.9%)
下記は同社株式の日足チャートと、四半期決算における純利益の推移。
画像出所:YAHOO! JAPAN
8月21日に障がい者雇用数水増し問題が報道され発覚後、軟調な相場展開の中で気を吐き
株価は大きく上昇、その後も9月7日まで高値圏を維持している。
8月24日(金)まで3連騰し、この日も1,950円で高値引け。 週明け27日も改めて注目され
2,070円とギャップアップして始まり、2,000円前後の位置で窓が開いた状態となっている。
今後、一旦はこの窓を閉めに行くのか、或いはこのまま解放状態のままとなるのか。
このまま 2,000円台を定着させる事が出来れば大したものであるが、果たしてどうなるか。
<上昇率 2位> 6029 アトラ( +40.3%)
下記は同社株式の日足チャートと、四半期決算における純利益の推移。
画像出所:YAHOO! JAPAN
前回は、2017年12月期の業績結果を受けて株価は一気に上昇を開始。
4月初と5月初めに 1,300円前後の山を付けたが、その後は好調な1Q決算を受けて何故か下山。
結局、麓まで降りてきてしまった。
その後は流石に少し戻しアイドリングした所で、2Q決算や株主優待、通期予想の上方修正など
ポジティブなIRが出され、現在それらを織込み始めている。
但し余りスピードを出すと捕まるので、ソロソロ・しずしずと上昇して行く事が出来れば。
今度こそ、この後の継続的な株価上昇に繋がるのであろうか。
<上昇率 3位> 6539 MS-Japan( +17.0%)
下記は同社株式の日足チャートと、四半期決算における純利益の推移。
画像出所:YAHOO! JAPAN
2018年3月期本決算、今期1Q決算ともに買われたが、株価は 8,000円に大きな壁がある様だ。
ここ3日間は高値では 8,000円を超えており、その壁に何とか食らい付いている。
果たして一線を超える事が出来るかどうか。
もうそろそろ跳躍しそうなエネルギーが、株価には充満していそうな気配はある。
ここで何か背中を押すIRが出れば、株価は一気に跳ねるかもしれない。
今月26日に実施の株式4分割に向けて、少しずつ上昇していく事が出来れば最高である。
<下落率 1位> 4792 山田コンサルティンググループ(▲20.5%)
下記は同社株式の日足チャートと、四半期決算における純利益の推移。
画像出所:YAHOO! JAPAN
株価は今期1Q決算を受けてストップ安に、その後もその前後で低迷している。
流石に純利益ベースで前期比 ▲56.9%はインパクトが大きいのかもしれない。
自力で上昇出来ないのであれば、地合の回復かプラスのIR待ちとなる。
何れにしろ現在の株価は、後々報われる可能性の高い水準であろう。
株価の動きにクセのある銘柄なので扱いは難しいが、行っている事業の将来性は抜群である。
<下落率 2位> 6035 アイ・アールジャパンホールディングス(▲13.4%)
下記は同社株式の日足チャートと、四半期決算における純利益の推移。
画像出所:YAHOO! JAPAN
今期1Q決算が発表された7月31日昼は、正にM&Aショックの真っ最中。
正午の決算発表により、始値 1,695円から終値 1,950円まで非常に長い陽線が出現、高値引け。
しかしその後は下落を続け、上昇仕掛けるもまた落ちて現在は 1,600円程度に。
これは今年6月のレベルの水準であり、株価は約3ヶ月前に逆戻りである。
先の事はわからないが、拾っておけば後々含み益になる日はそう遠くない日に訪れると思う。
当社の様な素晴らしい企業でも、こういったチャンスが往々にして訪れるのがマーケットである。
さて、日本株のマーケットは相変わらす膠着状態が続いている。
日経225は5月から、毎月計った様に 23,000円の壁に跳ね返される状態を繰り返している。
こんな調子なら、日経平均オプションのコールとプットを交互に買った方が余程儲かるだろう。
海の向こうのトランプリスク、貿易摩擦リスクは燻っているし、関空閉鎖によるヒト・モノ移動
制限の影響も計り知れず、これらは今後、各企業の業績に影響を及ぼすのは必至である。
これからの1ヶ月、様々なリスクの中で徐々に夏枯れ相場を脱却し、例年好調な年末年始の相場に
向けた地合の変化を起こす事が出来るだろうか。
異常猛暑の影響でバテ気味の中、その兆しが現れる事を期待して投資を続けて行きたい。
次回は、10月5日大引け後の結果でPF状況を纏める予定である。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00329]
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