6035 アイ・アールジャパンHD への株式投資の経緯について。
投資時期は2016年7月。
企業コンサルティングを行う株式会社アイ・アールジャパン(1984年12月設立)の
持ち株会社で、2015年2月に設立された。
アイ・アールジャパンで行う業務は
・IR(情報開示)コンサルティング
・SR(株主対応)コンサルティング
・証券代行事業
・M&A(投資銀行)業務
・ガバナンス・コンサルティング
と多岐に亘り、上場企業を顧客に順調に業績を伸ばしている。
近年、上場企業を取り巻く経営環境は厳しくなり、以前の様に株式持ち合い制度による
緊張感の無い、ぬるま湯的経営は許されなくなった。
青い目をした外国人株主が台頭し、いわゆる「もの言う株主」となって企業に様々な
提案・要求を突きつける様になったためだ。
政府もこの変化に応え、コーポレート・ガバナンス(企業統治)の監督強化を目的とする
スチュワードシップコードの改訂や、コーポレート・ガバナンス・システムに関する
実務方針を公表する等、変化する経営環境への法対応を整備し、企業へ「攻めの経営」
への変革を求めるのに躍起になっている。
当社は上場企業への各種コンサルティングサービスを通して、顧客となる企業それぞれが
株主議決権の行使力とその影響を今まで以上に意識し、経営を変え、コーポレート・
ガバナンスを改善していくための橋渡しを行う役割を担う。
IRやSRは当社が先駆的存在であり、唯一無二の存在である。
また、今後非常に有望なビジネスであるM&A(投資銀行)業務、特にM&Aアドバイザリー業務も
2013年より開始しており、今後の当社を取り巻くビジネス環境を鑑みると、高い成長力を
秘めている会社であると考えている。
財務的には、
自己資本率 : 82%
フリーCF : 10億円
現金同等物 : 18億円
有利子負債 : 1億円
となっており、長期保有する上で何も問題は無いと考えている。
投資額に対する現在の税引後配当利回りは 5%近くになっており、今後の飛躍的な成長と
それに伴う増配を楽しみにしながら、本物の成長株として長期投資して行きたい。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00018]
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