3910 エムケイシステム が昨日11月2日の大引け後、2018年3月期の第2四半期決算を発表した。
指標毎の最終着地状況は、下表の通りとなった。
実績 | 前期比 | 通期予想 | 進捗率 | |
売上高 | 9.2億円 | +71.4% ※ | 20.1億円 | +45% |
営業利益 | 2.0億円 | +27.8% ※ | 4.5億円 | +44% |
経常利益 | 2.0億円 | +27.0% ※ | 4.5億円 | +44% |
純利益 | 1.3億円 | +21.4% ※ | 2.9億円 | +24% |
※今期より連結決算に移行のため未公表。
数値は前期同四半期における単独決算実績値との比較。
2Q決算では、単独決算実績値に対して増収増益を達成した。
売上高は70%を超え、純利益も20%を超過となった。
社労夢事業は、サービス等生産性向上IT導入支援事業の対象事業者として登録し、補助金の対象と
なる事で、社会保険労務士事務所を中心に社労夢システムの導入を促進した。
主力の「ネットde社労夢」「社労夢ハウス」のユーザー数が順調に増加し、月額利用料の積み上がり
によりASPサービスの売上高が13.7%増となった。
ストックビジネスの本領である。
傘下に収めたビジネスネットコーポレーションが営むCuBe事業は、6月に新サービス「ネットde精算」
をリリース、「年末調整CuBeクラウド」の開発を実施。
トータルでは先行投資やのれん代償却もあり 1,567万円の営業損失となったが、下期納品傾向と
期間中の大型案件の無かった点も踏まえ、想定通りとしている。
「年末調整CuBeクラウド」は10月にリリースされており、下期の挽回に期待したい。
増収増益となり実績を上げた事で、市場での注目も高まるであろう。
今後も確実に成長を遂げ、業界屈指の有力企業を目指してほしい。
長期的な成長を期待できる企業であり、引き続き株主として投資を続けて行きたいと思う。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00119]
この記事へのコメントはありません。