6055 ジャパンマテリアル が本日11月8日の大引け後、2018年3月期の第2四半期決算を発表した。
指標毎の最終着地状況は、下表の通りとなった。
実績 | 前期比 | 通期予想 | 進捗率 | |
売上高 | 119.4億円 | +8.7% | 260.0億円 | +45% |
営業利益 | 26.3億円 | +8.7% | 55.0億円 | +47% |
経常利益 | 26.5億円 | +11.8% | 55.0億円 | +48% |
純利益 | 18.1億円 | +17.8% | 37.0億円 | +49% |
半導体市場はIoT普及によるデータサーバー向けの増加やスマートフォンの大容量化が需要を牽引。
NAND型フラッシュメモリ不足の状況が継続した。
この状況下で、半導体工場の積極的な設備投資が継続し、イニシャル部門は堅調に推移した。
また、オペレーション部門はNAND型フラッシュメモリの生産に伴い、国内・海外とも順調に推移した。
グラフィックソリューション事業は、産業用グラフィックボードの販売減少により、全体の売上高は
減少となった。
全般的にメモリ需要が高止まりしており、顧客の新規設備投資に伴う特殊ガスの供給装置販売や
特殊ガス供給配管設計施工が堅調である。
また、日々の生産活動に伴う特殊ガス販売、半導体製造装置保守、オンサイト事業も順調である。
この結果、売上高は 8.7%増収、純利益は 17.8%の増益となった。
市場のコンセンサスとはほぼ一致している様であるが、ここ5営業日ほどは本日の終値である 3,360円
程度で高止まりしている株価は明日、どの様な反応をみせるのだろうか。
今後も引き続き、半導体の需要は逼迫すると予想され同社のビジネスも順調に推移すると考えている。
下期も引き続き業務に邁進してもらい、10月に続いて通期予想の上方修正に結び付けてほしい。
引き続き、長期で投資を続けて行きたい。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00124]
この記事へのコメントはありません。