6055 ジャパンマテリアル が本日9月20日の大引け後、19年3月期中間および通期業績予想の
上方修正を発表した。
指標毎の修正状況(通期)は下表の通りとなった。
前回予想 | 今回予想 | 増減額 | 増減率 | |
売上高 | 320.00億円 | 350.00億円 | +30.00億円 | +9.4% |
営業利益 | 64.00億円 | 77.00億円 | +13.00億円 | +20.3% |
経常利益 | 64.00億円 | 77.00億円 | +13.00億円 | +20.3% |
純利益 | 43.00億円 | 52.00億円 | +9.00億円 | +20.9% |
各利益は、何れも 20%台の上昇率となった。
そしてEPS予想は、従来の 41.84円から 50.66円に増額されている。
修正理由として、主要顧客である半導体工場の設備投資が順調に実施され、イニシャル部門の
供給配管設計施工が当初想定より増加。
またオペレーション部門も、主要顧客工場での生産活動が順調に推移し前回予想を上回る見込み
であり、通期での売上高及び利益が前回予想を上回ることが見込まれるためとしている。
売上高の伸びに対して利益の伸びが大きく、利益率が向上しており非常に良い変化となっている。
また、これまでの株価を確認してみる。
同社株式の週足チャートおよび四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。
画像出所:YAHOO! JAPAN
株価は5月に2018年3月期本決算が大幅増益での着地が発表された事を好感して上昇し、6月には
1,867円の高値を付けた。
しかしその後は、米国でのIT企業の株価下落に影響されたのか下落し、年初からの水準で推移している。
一方で業績は絶好調であり、何れ株価にも反映される日が来るだろうと感じていた。
今回の上方修正でマーケットは明日以降、どの様に評価するだろうか。
先ずは、明日の動きが楽しみである。 期待して待ちたい。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00333]
この記事へのコメントはありません。