プロシップ

3763 プロシップ 急騰し一時ストップ高に

3763 プロシップ が本日3月22日急伸し、一時ストップ高となる 500円高を付け
終値でも 437円高(+17.89%)となった。

前場、9時30分前から突如急伸。

そのままほぼ一直線にストップ高を付けた後は一段下げたが、後場も再び上昇し
2度目のストップ高に。 結局 437円高の 2,880円で引けた。

個別株式では全市場3位、東証1部では1位の上昇率に踊り出る結果となった。


画像出所:YAHOO! JAPAN

同社の日足チャートと直近の四半期決算における純利益の推移を表示したのが
下記のチャートである。


チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY

今回、会社からのIRやその他レーティング変更や材料となる様な発表はされておらず、
突然の株価上昇の理由は不明である。

昨年からの株価の推移は、2017年8月31日の大引け後に発表した東証1部への指定替え
承認により上昇し 2,355円(+400円)とストップ高に。

その後10月30日には 2,870円の実質的な上場来高値を付けるも、同日場中に発表された
2018年3月期・2Q決算が営業利益:前年同期間比 ▲5.5%、純利益:同 ▲3.9%となった
事が嫌気されて急落。

その後は 2,000円から2,400円のボックス相場となっていたが、ここに来て20日の上昇
に加えて本日急騰し、上場来高値を更新した。

今期は1Q決算こそ純利益が +31.7%で増益を確保したものの、2Q・3Qと人件費の増加や
不採算案件の発生により減益となっている。

しかし減益は一時的なものであり、同社の潜在力を持ってすれば利益は長期的に少しずつ
成長すると見ている。

昨年10月には有力SIである 9759 NSD が当社との資本業務提携を結び、発行済株式数の
21.3%を取得して持分法適用会社にしている。

NSDは、当社のパッケージシステムの開発力や顧客企業のグローバル対応に伴うIFRS導入
対応力を高く評価している事の現れであろう。

今後プロシップは、各業界に強力な営業網を持つNSDと今後様々な協業をしていくことで
現在のビジネスの拡大と更に新しいビジネスを展開していく事が期待される。

突如急騰した株価はこのまま維持するのか、はたまた急落してしまうのかは神のみぞ知る
所ではあるが、同社の成長を見守りながら今後も保有を続けて行く考えである。

[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00217]

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管理人プロフィール

 Author : 圭壱

 Twitter : 圭壱@長期投資

 50代の会社員。

 2013年より日本株を対象とした

 成長株への長期投資を実践。

 投資先企業の活動を通じた社会貢献と同時に、投資

 資本の成長を目指す。 最終目標は経済的自由人。

 詳細は ---> 管理人プロフィール

保有株式の年末評価額 (単年率・累計率)

 2013年12月  1,560 万円でスタート

 ・2013年   1,567 万円 ( +0%

 ・2014年   1,923 万円 ( +23% ・ +23%

 ・2015年   2,297 万円 ( +19% ・ +47%

 ・2016年   2,695 万円 ( +17% ・ +72%

 ・2017年   4,739 万円 ( +76%+203%

 ・2018年   4,180 万円 ( ▲12%+166%

 ・2019年   5,988 万円 ( +43%+283%

 ・2020年   9,634 万円 ( +61%+517%

 ・2021年   6,549 万円 ( ▲32%+319%

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