ポートフォリオ月間状況

ポートフォリオ状況 (18/10/05) ~昨年末比 +16.3%で終了~

月間ポートフォリオ状況について記載する。
2018年10月・第1週末時点のポートフォリオ状況は、下記の通りとなった。

 【割切投資PF】
   評価総額  : 83 万円
   含み益率  : ▲14.7%

 【長期投資PF】
   評価総額  : 5,428万円   前回比  : +263万円 (+5.1%)
   含み益率  : 138.3%    前回比  : +11.5%

 【2017年末からの、両PF合計の単純増額率】
   昨年末評価総額 : 4,739万円
   現在の評価総額 : 5,511万円(+16.3%)

長期投資PFにおける、前回結果と期間中の最小・最大・最終結果、及び各含み益の変動率は
下記の通りとなった。

区分 日付 投資総額 評価総額 含益総額 含益率 含益前回比
前回結果 09/07 2,277万円 5,165万円 2,888万円 126.8% +1.5%
期間最小 09/12 2,277万円 5,132万円 2,855万円 125.4% ▲1.4%
期間最大 10/01 2,277万円 5,645万円 3,368万円 147.9% +21.1%
今回結果 10/05 2,277万円 5,428万円 3,150万円 138.3% +11.5%

 ※含益前回比 : (各日含み益総額 – 前回含み益総額) / 前回投資総額 × 100

月間(18/09/10 ~ 18/10/05)の長期投資PFの評価総額の推移は、下図の通りとなった。

 今月は10月1日まで上昇を続け最高額を記録、以降は失速したものの陽線で着地。 
  第1週 : 12日に月間最小の 5,132万円となるも13日は戻し、14日は +116万円と大幅上昇。
  第2週 : 4日間とも順調に上昇し、5,318万円 → 5,441万円に。
  第3週 : 25日は +103万円と大きく上昇。上げ下げし28日は 5,622万円と高値引け。
  第4週 : 10月1日に月間最高の 5,645万円を記録。2日は▲91万円と大きく下落、以降は失速。
 
期間中の売買は、下記の通りとなった。

 【割切投資PF】
   売り :無し
   買い :3965 キャピタル・アセット・プランニング  100株
       6545 インターネットインフィニティー    300株

 【長期投資PF】
   売り :無し
   買い :無し

次に、2月の相場急落直前からの長期投資PFの評価総額・TOPIXの推移は、下図の通りとなった。

※TOPIX株価指数は、3倍している。 また、表示日は適宜間引きしている。

前回結果の9月27日からは、TOPIX共に大きく上昇。
最高額付近ではTOPIXを引き離したが、最後にはまた力尽きて収束した。

最高額では前回2銘柄を売却して減資後ではあるが、5月に記録した最高額 5,636万円を瞬間的に抜いた。
しかしここから先、5,700万円台が中々遠い道のりとなっている。

次に、2017年8月からの長期投資PFの月初毎の投資総額と評価総額、TOPIXの推移は下図の通りとなった。

※TOPIX株価指数は、2倍している。

評価総額は再び上昇し、2月及び4月に記録した最高額レベルに近づいて来た。
今後の相場展開を睨みつつ、ここからの上抜けに期待が掛かる。

次に、月間の各指数および割切投資PF・長期投資PFの各銘柄の変動状況は下表の通りとなった。
長期投資PFの銘柄は、月間の上昇率の高い順に記載している。


黄色の網掛けは月間変動率がマイナス、ピンク色の網掛けは含み損を表している。
網掛けがないのが良い状態である。

< 各指数 >
 全て前回比で上昇したが、JASDAQとマザーズは10月に入り相対的に弱く大型指数に遅れをとっている。

 日経225が一時 24,000円を超え、1991年以来27年振りの高値圏となったのとは対照的に小型株が弱く
 東証2部と共に、またしても相対的に大きく売られる展開となった。

< 割切投資 >
 9月25日に2銘柄に投資後、想定とは逆に毎日気前よく下落している。

 一度変わったトレンドは、おいそれとは転換しない様である。
 含み損率が 15%程度になって来たが、今回は中期的な視点で投資しておりこのまま静観である。

 例えば、保有中の 4792 山田コンサルティンググループは最悪期には含み損率が40%を超えていたが
 そこから復活、投資から1年後にようやく買値に戻った。

 そしてそこから大きく上昇、高値を付けた2018年1月には含み益率が 233%に、現在でも 160%である。
 株式は想像以上にダイナミックに動く資産であり、投資するにはブレない視点が必要である。
 
< 長期投資PF >
 今回は全22銘柄中、上昇 17銘柄、下落 5銘柄となった。

 2桁以上の変動率となったのは 7銘柄で、上昇は5銘柄、下落は2銘柄である。
 次点は、9%台の上昇率が3銘柄であった。

 以下、変動率2桁の銘柄について個別に記載する。

 
<上昇率 1位> 2127 日本M&Aセンター( +22.6%)

 下記は同社株式の日足チャートと、四半期決算における純利益の推移。


チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY

 7月30日に発生した ”M&Aショック”(※)により株価は窓全開で大きく下落。
 当日の値動きは「陽の丸坊主」となったが、翌日以降はズルズル下落し結局帳消しに。

 ※M&Aショック ・・・ M&A関連銘柄が波乱の展開に。 さてどうする?(記事 No.00294) 参照
 
 しかしその後は2段階で大きく上昇し、全開の窓を2ヶ月も経たない内に全て閉め終えた。
 恐るべきパワーであり、やはり並みの銘柄ではない。

 10月30日の大引け後に発表予定の2Q決算まで、この後はどう動くだろうか。
 
 
<上昇率 2位> 4792 山田コンサルティンググループ( +20.3%)

 下記は同社株式の日足チャートと、四半期決算における純利益の推移。


チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY

 株価は1Q決算発表で奈落の底に落ちたが、当日ストップ安比例配分の翌日の陰線が大底となった。
 翌日にはこれも「陽の丸坊主」で大きく切り返し、上下の後に上昇傾向となり最終日は大きく上昇。

 全開だった窓を3分の2程度、閉め終えた。 段々寒くなるので早く全て閉めたいが、どうなるか。
 11月6日の大引け後に予定されている、2Q決算の上振れに期待したい。

 
<上昇率 3位> 6035 アイ・アールジャパンホールディングス( +13.0%)

 下記は同社株式の日足チャートと、四半期決算における純利益の推移。


チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY

 ”M&Aショック” の真っ只中、7月31日の正午に発表された1Q決算と株式2分割で株価は午後急伸。
 その後は一旦 1,600円レベルまで下げてしまったが、9月中旬から復活して上昇を開始。 

 現在はまだ発表時点の 1,900円処まで戻ってはいない。 2Q決算発表予定の11月2日正午までの
 1ヶ月弱、2,000円台に力強く上昇する事が出来るか。

 
<上昇率 4位> 3763 プロシップ( +12.7%)

 下記は同社株式の日足チャートと、四半期決算における純利益の推移。


チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY

 決算発表の結果は、今期期初予想も1Q決算も株価の大局には影響を与えていない。
 株価の流れとして、8月下旬から9月初旬までの下落の反動で自発的に反発した印象である。

 純利益ベースで今期 2.9%増益という控えめな予想を、2Q決算は超過進捗で着地出来るか。
 10月30日14時の発表予定となっているので、楽しみに待ちたい。

 
<上昇率 5位> 4746 東計電算( +11.1%)

 下記は同社株式の日足チャートと、四半期決算における純利益の推移。


チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY

 株価は1Q決算・2Q決算とも2桁の増益であったが反応せず、2Qは逆にその後も含めて大きく
 売られるという結果であった。

 しかし9月中旬から大きく買い戻され、高値圏に浮上してきた。
 11月5日大引け後に3Q決算発表が予定されており、上場来高値 3,525円を超えられるか注目したい。

以下、上昇率 9%台には 6539 MS-Japan、2317 システナ、6157 日進工具 がランクインした。

MS-Japan は9月末の株式4分割も通過し、新たなスタートで株価 2,400円台への再浮上を。
システナはとにかく強く何の不安も無いが、その勢いで早々に 1,600円台への復帰を。
日進工具は急浮上して一時 3,300円を捉えたが、今後実質的な上場来高値 3,750円の更新を。

決算発表は順に11月7日、10月25日、10月31日(全て大引け後)となっており、超過着地を期待したい。

次に、ワースト2銘柄である。
何と、前回上昇率1位と2位の銘柄がそのままワースト1位と2位になる波乱の展開となった。

 
<下落率 1位> 6556 ウェルビー(▲19.7%)

 下記は同社株式の日足チャートと、四半期決算における純利益の推移。


チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY

 株価は8月21日に障がい者雇用数水増し問題が報道され逆行高、上昇4日目には窓も開けたが
 2,400円にあと一歩の高値を付けた後は軟調な展開となり、結局息切れして大きく下落。

 窓は完全に閉め、この先どこまで下落を続けるのかという勢いである。
 2Q決算発表は今回もPFではラストで11月13日大引け後の予定。 この結果次第でどうなるか。

  
<下落率 2位> 6029 アトラ( ▲13.6%)

 下記は同社株式の日足チャートと、四半期決算における純利益の推移。


チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY

 株価は、あぁーまたしても行って来いなのか。
 1,000円以上の壁が、本当に分厚い。

 この壁を突破するには、新たなIR、業績の好進捗着地が必要である。
 期待の3Q決算は11月2日の大引け後に発表予定。 本当に期待しているので久世社長、お願いしたい。

さて、米国の貿易関係や利上げ懸念、欧米各国財政不安、国内も消費税増税などリスクは多々あるが
何だかんだ言いながら日経平均株価は27年振りの高値に戻って来た。

夏枯れ相場も終わり、1年で最も相場が上昇し易い時期に差し掛かっている。
これから10月・11月と、新年に向けて本格的な上昇モードの下地を固める事ができるだろうか。

次回は、2Q決算発表のまっ最中である11月2日大引け後の結果でPF状況を纏める予定である。

PF銘柄ではシステナ、エスティック、コムチュア、プロシップ、日本M&Aセンター、M&ACP等が
発表とその後の初取引を終えており、それらの着地状況が投資成績を左右しそうである。

いよいよまた、株価が最もダイナミックに動く期間に突入する。
良くも悪くも、株式投資をしていて一番アドレナリンが湧き出す期間の到来である。

[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00343]

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管理人プロフィール

 Author : 圭壱

 Twitter : 圭壱@長期投資

 50代の会社員。

 2013年より日本株を対象とした

 成長株への長期投資を実践。

 投資先企業の活動を通じた社会貢献と同時に、投資

 資本の成長を目指す。 最終目標は経済的自由人。

 詳細は ---> 管理人プロフィール

保有株式の年末評価額 (単年率・累計率)

 2013年12月  1,560 万円でスタート

 ・2013年   1,567 万円 ( +0%

 ・2014年   1,923 万円 ( +23% ・ +23%

 ・2015年   2,297 万円 ( +19% ・ +47%

 ・2016年   2,695 万円 ( +17% ・ +72%

 ・2017年   4,739 万円 ( +76%+203%

 ・2018年   4,180 万円 ( ▲12%+166%

 ・2019年   5,988 万円 ( +43%+283%

 ・2020年   9,634 万円 ( +61%+517%

 ・2021年   6,549 万円 ( ▲32%+319%

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