割切投資

[割切投資] 6080 M&Aキャピタルパートナーズ に新規投資

本日10月9日、割切投資PF No.006号として 6080 M&Aキャピタルパートナーズ に投資した。

以前より 6,200円で指し値をしていたのであるが、荒れ相場の中で本日の下げは大きく株価は
約定値を上から下に一瞬にして突き抜け、更にそのまま 300円ほど下に一直線となった。


画像出所:YAHOO! JAPAN

朝の時点で、週末のNYダウの下げと月曜日のNASDAQの弱さから全般的な下げは予想していた。
しかしそれでも買値程度で収束すると予想し、指し値を変更しなかったが甘かった様である。

そして、これまでの株価の推移について。

同社株式の日足チャートと四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。


チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY

株価は、7月27日の大引け後に発表された2018年9月期・3Q決算が純利益ベースで ▲10.5%で着地
した事を嫌気し、前日終値 9,640円から 8,140円へ ▲1,500円とストップ安に。

翌日も大きく下落し、以降も下げ続けて現在は 6,000円 ~ 7,000円のボックス相場となっている。
本日時点でボックスの下限となったが、今後は更に下抜けするのであろうか。

中期的な視点で、週足チャートと四半期決算における純利益の推移を確認すると下図の様になる。


チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY

チャートを見る限りはもう良い所まで来ており、ここからの下押しは限定されていると思うが
果たして実際はどうなるだろうか。

今後、株価を押し上げるために同社に期待する事として下記が挙げられる。

 1.来期四半期毎の高進捗率・上方修正
 2.新しいサービスの開始
 3.株式分割
 4.配当の開始
 5.同業他社の買収

1.今期はもう終わった事であるし、その着地結果よりも来期の予想が重要となる。
  しかし、同社は毎回保守的な予想を出すため期初時点での期待はあまり出来ない。

  それよりも重要なのは、その後の各四半期決算での進捗状況となる。
  高い進捗を出して通期上方修正となれば、株価に良い刺激を与える事となる。

2.M&A仲介という枠に限らず、新しいサービスの始動が発表されればマーケットは盛り上がる。

3.株式分割は、前回は2015年に株価 3,000円台で2分割を実施しているがその後は未実施。
  10,000円台に乗せた時も実施されなかったので、もっと上を目指しているのかもしれない。

  個人的には、保有株が上昇後も分割せずに高株価になる方が好きである。

4.投資家として配当も期待したいが、同社は還元よりも成長にウェイトを置いている様であり
  当面、配当は実施されないと思われる。

  成長企業の経営判断としては、間違ってはいない。
  個人的にはそれで構わないが、やはり焦点は豊富に保有する現金による効果的な投資であろう。

  8月10日に発表された今期3Q報告書の貸借対照表を見ると、116億円余りの現預金を保有している。
  これに対して、長期借入金はゼロである。(※下図はその抜粋。 赤枠は筆者による追記)


画像出所:2018年9月期 第3四半期報告書 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社

5.やはり一番期待したいのは、そのキャッシュを活用した同業他社のM&Aによる連結子会社化である。

  2017年9月期中に同業のレコフ・レコフデータを買収し傘下に収め、売上と利益が倍増している。

  同社の強みの一つである、低価格を武器にしている魅力的なM&A仲介企業は複数存在する。
  次のターゲットはどの企業で、その実行は果たしていつになるのか。

  どこに白羽の矢が立てられるのか、今から楽しみである。

来期予想の通期上方修正と同業企業の新たなM&Aとなれば、その相乗効果で株価はこれまでの
高値圏である 10,000円台を越える可能性があると考えている。

今は真っ暗闇であるが、今後必ず投資家心理が好転して株価に期待を織り込む時がやって来る。
その大きなトレンド変化の波に乗り、ここから株価2倍高以上を狙いたいと考えている。

長期投資PFと合わせると、平均単価 2,915円で 700株、合計 204万円の投資となっている。
先ずは、10月31日の大引け後に本決算と来期予想の発表を控えており、ここが最初の関門となる。

さて、これで割切投資PFは合計3銘柄となり投資総額は 221万円となった。


画像出所:YAHOO! JAPAN

当初想定した概算の上限である 200万円に達したので、この枠での投資はこれで打ち止めとなる。

M&Aキャピタルパートナーズ への投資ウェイトが他の2~3倍になっているが、敢えてそうしている。
当社の現状や今後の事業環境を踏まえ、他の2社に対するリスクヘッジとして捉えている。

図らずも3銘柄とも含み損の現状から全て含み益に転換し、やがて大きな含み益に成長する日を
楽しみに、これから中期的に投資を続けて行きたいと思う。

[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00344]

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管理人プロフィール

 Author : 圭壱

 Twitter : 圭壱@長期投資

 50代の会社員。

 2013年より日本株を対象とした

 成長株への長期投資を実践。

 投資先企業の活動を通じた社会貢献と同時に、投資

 資本の成長を目指す。 最終目標は経済的自由人。

 詳細は ---> 管理人プロフィール

保有株式の年末評価額 (単年率・累計率)

 2013年12月  1,560 万円でスタート

 ・2013年   1,567 万円 ( +0%

 ・2014年   1,923 万円 ( +23% ・ +23%

 ・2015年   2,297 万円 ( +19% ・ +47%

 ・2016年   2,695 万円 ( +17% ・ +72%

 ・2017年   4,739 万円 ( +76%+203%

 ・2018年   4,180 万円 ( ▲12%+166%

 ・2019年   5,988 万円 ( +43%+283%

 ・2020年   9,634 万円 ( +61%+517%

 ・2021年   6,549 万円 ( ▲32%+319%

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