今日は時差出勤のため、この記事は午前9時前に書いている。
さて、10日のNYダウは前日比 ▲831ドルと3%超の大幅下落となった。
久しぶりに来た感じである。
後解釈は色々とある様だが相場なんて波動であり、ある程度はマーケットが自らの意思で動くもので
この動きに逆らってみても仕方がない。
同じ割合で下落した場合、本日の日経225は ▲700円ほど下がる事になる。
私の株式評価総額も、本日は ▲160万円位は覚悟する必要がありそうだ。
自虐的だが、6029 アトラの 下げが目立たなくて良いかもしれない (笑)
長期投資をしている中では、こういった場面に遭遇する事は避けられない。
この時にいちいち付和雷同して投げ売りしていたら、切りがない。
市場が手の平を返すのは日常茶飯事であり、僅か1日でその雰囲気が真逆になるのも珍しくはない。
長期投資で求められるのは、毎日の相場の動向や上げ下げの先にある、長期的なマーケットの
効率性に目を向けた投資態度である。
日々の値動きは、それを作り出す原因が外部環境であれ投資先自体であれ、根本的な問題に根ざすもの
以外は長期的な観点ではノイズに過ぎない。
株式投資をしていない人は、今日の下落ニュースを他人事として笑って見ていられる。
逆に投資家は、下落するマーケットへの自分の反応とその結果という、貴重な経験を積む事が出来る。
これは本に書いてある事を100回読んでも、体験しない事には自分のものにはならない。
大きな下落によって投資家は鍛えられ、切磋琢磨する事によって自らを成長させる事が出来る。
後から振り返り「あの時こんな事もあったな」と笑える様に、自分を見失い浮ついた行動だけは
取りたくないものである。
相場下落時に戦う相手はマーケットではなく、己自身での心であろう。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00346]
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