インターワークス

6032 インターワークス 2019年3月期・2Q決算を発表、15%減益

6032 インターワークス が本日11月1日の正午過ぎ、2019年3月期の第2四半期決算を発表した。

指標毎の着地状況は、下表の通りとなった。

実績 前期比 通期会社予想 進捗率
売上高 19.85億円 +2.5% 48.00億円 +41.35%
営業利益 2.26億円 ▲22.0% 8.10億円 +27.90%
経常利益 2.31億円 ▲20.7% 8.10億円 +28.51%
純利益 1.52億円 ▲15.4% 5.60億円 +27.14%

またまた減益となった。 通期予想に対する進捗率も、1Qから同じスピードで進んだだけである。
しかし僅かだが増収であり、会社としては概ね計画通りであるとしている。

2Qも引き続き、昨年度より取り組んでいる、「持続的成長のための構造改革」を推進している。

<メディア&ソリューション事業>

 「工場WORKS」が事業全体の業績を引き続き牽引。 持続的な成長戦略に沿って、経営資源の集中
 を継続。 サービス拡充の成長投資を行った結果、増収減益となった。

 「工場WORKS」は月度での過去最高の売上高を実現し、前年同期比 9%増と堅調な増収を果たした。

 潜在的求職者層へアプローチする「工場タイムズ」、プロドライバー向け「ドライバータイムズ」
 への継続投資及び新基盤(システムプラットフォーム)への開発投資等を実施した。

<人材紹介事業>

 成長戦略に沿って増員してきたコンサルタントが順調に成長しており、月度過去最高の成約件数
 及び成約金額を実現し、増収増益を果たした。

 KPIマネジメントの徹底による生産性向上と相まって、増収増益となった。

<採用支援事業>

 採用アウトソーシングからHR-Technologyへの事業構造改革の推進に最注力。
 従来型の採用アウトソーシングのリストラクチャリングを行った結果、減収減益となった。

時間がかかってはいるが、構造改革を進めており少しずつ部分的には成果が現れ始めている。

全体的な方向性は間違ってはいないと思っており、全ての事業で構造改革を終えて増収増益に
ベクトルが一致するのを、辛抱強く待つしかない様だ。

各事業のサマリについて


画像出所:株式会社インターワークス 2019年3月期 第2四半期 決算・会社説明会資料

採用支援事業は減収減益だが、従来型アウトソーシング事業を戦略として減らしている結果であり
粗利率の改善や、HR-Technologyサービスの受注が計画通りの進捗となるなど想定内となっている。

3事業で推進結果が今後もっと出てくれば、全体としての業績も大きく改善されると考えている。

次に、株価の動きについて。
同社株式の本日までの週足チャートと四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。


チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY

本日昼の発表を受けて株価は ▲106円安と急落し、終値は 788円となった。

もう株価が幾らになっても驚かないが、期末予想配当は 30円であり、税込予想配当利回りは 3.8%に
なった。 もう底が見えているだろう。

投資前に常に増収増益であったのと比べると、大きな落差があり長期的な我慢が強いられるが
ここは耐えるしかないと考えている。

配当をもらいながら地道に待ち続け、その内に成果が発現して増収増益の体質に戻る事を期待し
投資を続けて行きたいと考えている。

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管理人プロフィール

 Author : 圭壱

 Twitter : 圭壱@長期投資

 50代の会社員。

 2013年より日本株を対象とした

 成長株への長期投資を実践。

 投資先企業の活動を通じた社会貢献と同時に、投資

 資本の成長を目指す。 最終目標は経済的自由人。

 詳細は ---> 管理人プロフィール

保有株式の年末評価額 (単年率・累計率)

 2013年12月  1,560 万円でスタート

 ・2013年   1,567 万円 ( +0%

 ・2014年   1,923 万円 ( +23% ・ +23%

 ・2015年   2,297 万円 ( +19% ・ +47%

 ・2016年   2,695 万円 ( +17% ・ +72%

 ・2017年   4,739 万円 ( +76%+203%

 ・2018年   4,180 万円 ( ▲12%+166%

 ・2019年   5,988 万円 ( +43%+283%

 ・2020年   9,634 万円 ( +61%+517%

 ・2021年   6,549 万円 ( ▲32%+319%

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