4746 東計電算 が本日11月5日の大引け後、2018年12月期の第3四半期決算を発表した。
指標毎の着地状況は、下表の通りとなった。
実績 | 前期比 | 通期会社予想 | 進捗率 | |
売上高 | 108.74億円 | +8.6% | 145.05億円 | +74.97% |
営業利益 | 21.87億円 | +16.2% | 28.29億円 | +77.31% |
経常利益 | 24.28億円 | +19.1% | 32.10億円 | +75.64% |
純利益 | 16.76億円 | +19.2% | 22.11億円 | +75.80% |
売上高は前期比で +8.6%の増収、純利益は +19.2%の増益での着地となった。
通期予想に対する進捗率は、2Q時点では各利益とも標準ペースに届かず 45%程度であったが
今回は標準以上の進捗率での着地となった。
サービス形態別には、下記の通りであった。
セグメント | 売上高 | 前期比 | 営業利益 | 前期比 |
情報処理・ソフトウェア開発 | 97.40億円 | +10.1% | 20.01億円 | +17.1% |
機器販売 | 8.66億円 | ▲4.3% | 1.33億円 | +11.4% |
リース等その他 | 2.66億円 | +2.0% | 0.52億円 | ▲1.7% |
主力の情報処理・ソフトウェア開発業務が二桁の増収増益となり、好調であった。
今期も最終コーナーを回ってラストスパートを掛け、4Qの超過着地をお願いしたい。
また今回同時に、通期業績の達成見通しの確度が高まったとして、期末配当の予想額を
従来の80円から90円に増額した。
これで、私の買値である 2,240円に対する予想配当利回りは 4.0%と台替わりした。
引き続き、会計、勤怠、給与、人事、ワークフロー、データ管理、コンタクトセンター、
データセンター、BPO等の幅広いITサービスで少しずつ成長して行ってほしい。
堅実な業容で、業績と配当の成長を待ちながら安心して長期保有出来る銘柄である。
次に、これまでの株価の動きである。
同社株式の週足チャートおよび四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。
チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY
株価は、2017年10月に 3,500円台に到達した後は一進一退の動きを繰り返している。
2018年12月期の会社予想EPSは 240.60円であり、現在の予想PERは 13倍程度に過ぎない。
何れどこかで上放れする事を期待して、引き続きのんびりと投資を続けて行きたい。
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[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00367]
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