2124 JACリクルートメント が11月9日の大引け後、2018年12月期の第3四半期決算を発表した。
指標毎の着地状況は、下表の通りとなった。
実績 | 前期比 | 通期会社予想 | 進捗率 | |
売上高 | 172.46億円 | +42.3% | 227.57億円 | +75.78% |
営業利益 | 45.49億円 | +5.5% | 54.95億円 | +82.78% |
経常利益 | 45.80億円 | +6.1% | 55.11億円 | +83.11% |
純利益 | 31.99億円 | +5.0% | 38.81億円 | +82.43% |
売上高は2Qに続き、前年比で +42%と大幅増収となった。 大幅増収は、筆頭株主経営の
JAC Recruitment Asia Ltd (シンガポール)の買収に伴うものである。
各利益は +5~+6%程度の増益となり、通期予想に対する進捗率も標準を上回り着地した。
3Qまでの活動として、下記を挙げている。
・コンサルタントの増員は、9月末時点で12月末の計画人数を上回る展開に。
・登録者の確保は、自社ウェブサイトを刷新し、この10月から稼働を開始した。
・海外事業は、売上高・利益とも取得当初の計画にほぼ沿った進捗に。
・国内にアジアの求人を紹介するジャパン・デスクの機能を拡充、海外転職希望者のリストを強化。
・国内求人広告事業は、事業の再成長に向けた取り組みを継続。
基本的には2Qの延長線上であり、行っている施策に変化はない。
海外事業は、シンガポール子会社の採算性の向上が全体の業績向上のカギを握っている。
早急に、のれん代償却費用を上回る利益を確保してほしいものである。
そしてその先には、大きな成長が待っていると考えている。
また、これまでの株価の推移について。
同社株式の週足チャートおよび四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。
画像出所:YAHOO! JAPAN
株価は今年4月に 2,314円で投資後は、買値を中心に上がったり下がったりを繰り返している。
本日は決算が素直に好感されて +233(+10.80%)と上昇し、再び僅かだが含み益に転換した。
まぁ、こういう買値前後で推移するのも今暫くの辛抱である。
あと数年も保有を続けていれば、それなりに含み益も増えて長期的には何れ2倍、3倍となる事は
既に確信している。 その頃には、配当利回りも相当な水準に達しているだろう。
そうなればもうしめたもので、財産株としてその後もずっと保有を続ける事になる。
長期投資の王道はそういう流れであり、当社への投資も当然それを目指したい。
今後の成長には期待しており、着実な配当を受取りながらその成長を見守って行く予定である。
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[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00375]
自己資本比率が80%越えてきましたね。決算短信見て一番印象に残ったのがそこでした。今回の決算短信見ると何故か自己資本比率が下がってる会社が多いです。
今日は上げましたね。また買えない値段に行ってしまいました。今後も上下が激しいなら下げたところでインしてみたいです。
薄利多売さん、今晩は。
本当ですね。「自己資本比率が下がってる会社が多い」
⇒よく見られていますね、余り気にしていませんでした。
レバレッジを効かせた経営に移っているのでしょうか。
今日は昨日上昇分の3分の2を早速戻し、同社株らしい値動きでした。
今後もノンビリと持ち続けます。買うチャンスが来ると良いですね。