6539 MS-Japan の株価が本日11月17日、上場来高値となる 5,190円を付けて高値引けし、
終値で初の 5,000円台を達成した。
下図は、同社の週足チャートおよび四半期決算における純利益の推移を表したものである。
チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY
新規IPO後、4,000円まであと一歩の所まで上昇するも押し戻され、以降は 3,000円から
4,000円のボックス相場であったが、2Q決算前に上放れした。
そして、決算後も上昇して本日 5,190円に到達した。
ザラ場での高値はこれまで11月6日に 5,180円、11月13日に 5,090円があったが、終値では
何れも 5,000円以下に押し戻されており、3度目の正直で本日達成した。
本日正午に、前日発表された立会外分売を予定通り完了したことの発表を受け、後場の株価
は急騰し、そのままの勢いで高値引けとなった。
年間の新規登録者数が前期2Qまで 5,744人 → 今期2Qまで 7,256人と順調に増加するなど、
コミュニケーションプラットフォーム “Manegy” を介して潜在的な求職者の掘り起こしに
成功しており、業績は増収増益を続けている。
2017年8月には “Manegy” に「キャリア・資格」コンテンツを新設し、人材紹介業との相乗
効果もこれから見込める。
また、資格取得オンライン講座である “通勤講座” を運営するKIYOラーニング社と資本業務
提携を締結し、相乗効果を追求していく事が期待される。
そして、以前から話しの出ている東証市場第一部への指定替えについては、
・7月12日に株主優待(プレミアム優待倶楽部で使用可能なポイント付与)を発表。
・11月1日の2Q決算で、10月10日に東証市場第一部への変更申請済を公表。
・11月16日に株式立会外分売(15万株・1株 4,748円)の実施を発表。
・本日、昨日発表した株式立会外分売15万株を予定通り1株 4,748円で完了を発表。
と着々と準備が進んでいる。
最後の立会外分売の完了で流通株式比率は 35.11%となり、変更のための形式要件を満たした。
あとは、東証の判断を待つのみであるといえる。
これからも、士業・企業管理部門の求人・転職・人材紹介というフォーカスを絞った業務で
トップを走り、飛躍して行ってほしい。
EPS上昇に伴う、配当・配当性向の継続的な上昇にも期待しながら、長期で投資を続け、その
成長を見守って行きたいと考えている。
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[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00133]
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