6556 ウェルビー が本日2月13日の大引け後、2019年3月期の第3四半期決算を発表した。
指標毎の着地状況は、下表の通りとなった。
実績 | 前期比 | 通期会社予想 | 進捗率 | |
売上高 | 43.07億円 | +34.3% | 55.65億円 | +77.39% |
営業利益 | 11.91億円 | +58.0% | 12.95億円 | +91.97% |
経常利益 | 11.90億円 | +51.4% | 12.91億円 | +92.18% |
純利益 | 7.53億円 | +55.4% | 8.34億円 | +90.29% |
2Qに続き、純利益は前期比で 55.4%と全く同じ増益率で着地した。
通期予想に対する進捗率も、既に90%台に達している。
株主としては通期業績予想の上方修正を期待したくなるが、会社は利用者数の堅調な推移を
想定して増収・増益を見込む一方、追加出店に伴うコスト増を見込み据え置きとしている。
さてさて、この結果はどうなるのであろうか。
そして各事業所の新規開設は、順調に進んでいる。
就労移行支援事業所(ウェルビー)は12月に2ヶ所を開設し、期初計画の7ヶ所を達成。
4Qにも追加で2ヶ所を開設(2月1ヶ所完了、3月1ヶ所を予定)の計画となっている。
また定着支援事業所は計画通り 10月に全面開所となり39センター、その後も開所して
3Q時点で44センターと、2Q時点の 4センターから急増している。
ハビープラスも、2教室を3月に開所予定。療育事業所の期初計画7教室をクリアした。
決算説明資料より(※赤字は筆者による追記)
画像出所:ウェルビー株式会社 2019年3月期 第3四半期決算説明資料
今後も新規開設を継続し、売上の増大が図られるのが楽しみである。
先ずは今期末時点で、どこまで利益を伸ばせるだろうか。
次に、これまでの株価の動きを確認してみる。
同社株式の週足チャートおよび四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。
画像出所:YAHOO! JAPAN
株価は、1Q決算の発表後は雇用者水増し問題の発覚もあり一気に上昇したものの
2Q決算発表前までには元に戻り、2Q発表後も結局は往って来いの状態になっている。
好決算も3度目の正直で、今度こそ上昇して落ちてこない展開となるだろうか。
その様な値動きとなる事を少し期待しつつ、来期や将来の成長を楽しみにこれからも
一株主として、引き続き応援を続けて行きたいと考えている。
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[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00413]
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