6545 インターネットインフィニティー が本日2月14日の大引け後、2019年3月期の
第3四半期決算を発表した。
指標毎の着地状況は、下表の通りとなった。
実績 | 前期比 | 通期会社予想 | 進捗率 | |
売上高 | 25.04億円 | +2.0% | 33.60億円 | +74.52% |
営業利益 | 0.26億円 | ▲84.6% | 0.90億円 | +28.89% |
経常利益 | 0.34億円 | ▲79.6% | 0.93億円 | +36.56% |
純利益 | 0.17億円 | ▲84.3% | 0.61億円 | +22.87% |
取り敢えず黒字は確保したものの、その額は低レベルに留まった。
活動の概要として、
・短時間リハビリ型通所介護サービス「レコードブック」店舗の拡大と、会員向けWebサイト
「ケアマネジメント・オンライン」を活用したサービスの拡大に注力。
・アクティブシニア向けフィットネス事業「SMART TIMES」は、2Qにオープンした1店舗で
事業化に向けたテストを継続して実施。
・名古屋鉄道との合弁会社、名鉄ライフサポートが展開する 「名鉄レコードブック」は、
3Q期間において直営店を譲渡した1ヵ所を含め、11ヵ所となっている。
業績状況について(決算説明資料より)
画像出所:2019年3月期 第3四半期決算補足説明資料資料 株式会社インターネットインフィニティー
営業利益は期末にかけて改善を続けるものの、1Qの遅れを取り戻すまでには至らず
減益となる見込みとしている。
店舗数について(決算説明資料より)
画像出所:2019年3月期 第3四半期決算補足説明資料資料 株式会社インターネットインフィニティー
主力の「レコードブック」は3QでFC店が33ヵ所増え、直営店27ヵ所、FC店106ヵ所となった。
確実に店舗を増やしており、売上高は伸びている。
あとは如何に投資した分を早期に回収し、利益を積み上げていくかであろう。
利益が付いて来るまでに時間がかかりそうであるが、ここは長い目で見る必要がありそうだ。
新規店舗が、早期に利益面で貢献する様なフローが求められている。
また、シニア向けフィットネス事業「SMART TIMES」の今後の展開には期待したい。
何と言っても、国の医療費を下げたいという方針と見事に合致する事業である。
次に、これまでの株価の動きを確認してみる。
同社株式の週足チャートおよび四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。
画像出所:YAHOO! JAPAN
株価は1Q決算、2Q決算と下げ続け、昨年末に底となった後は下げ止まっている。
逆に言えば、今年に入ってからの相場上昇の波には全く乗れていない。
この決算では、仕方がないのかもしれない。
早期に安定した利益を出せる様、会社は投資と回収のバランスを取って経営してほしい。
利益が出る様になれば、マーケットの評価もまた変わって来るであろう。
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[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00414]
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