JACリクルートメント

2124 JACリクルートメント 6%増益。今期19%増益・15円増配、中計発表

2124 JACリクルートメント が2月12日の夕方、2018年12月期の本決算を発表した。

指標毎の最終着地状況は、下表の通りとなった。

実績 前期比 通期会社予想 最終着地率
売上高 230.64億円 +43.8% 227.57億円 +101.35%
営業利益 55.31億円 +4.2% 54.95億円 +100.66%
経常利益 55.68億円 +4.6% 55.11億円 +101.03%
純利益 39.08億円 +6.0% 38.81億円 +100.70%

通期予想に対する進捗率は全てほぼ100%で着地し、純利益は前期比で 6%の増益となった。
期末一括配当は当初の予想通り、65円で変わらずとなった。

特筆すべき事柄として、下記を挙げている。

 ・採用権限の委譲など、採用に関する諸施策が奏功し要員計画数を達成
 ・教育制度の充実により、新人コンサルタントの生産性もほぼ計画通り向上

その他全般としては、

 ・3月に子会社化した JAC Recruitment Asia Ltd を中心とする海外事業は、売上高・利益
  とも取得当初の計画にほぼ沿って順調に推移した。

 ・シー・シー・コンサルティングが展開している国内求人広告事業は、営業体制の安定強化を
  図るなど、事業の再成長に向けた取り組みを継続した。

 ・売上総利益は、国内人材紹介事業の売上高増加と JAC Recruitment Asia Ltd の子会社化
  により、前期比 +36.0%となった。

業績を上げる上でコンサルタントの確保と育成は欠かせず、計画通り進み良かったと思う。

業績は国内事業および海外事業とも概ね想定通りであり、今後の更なる体制強化により
成長を続けてほしいものである。

 
また同時に発表された、今期の予想および2021年12月期までを対象とした中期経営計画の
売上高および純利益の目標は、下表の通りとなった。

今期予想 前期比 20年12月期
(前期比)
21年12月期
(前期比)
売上高 263.90億円 +14.4% 305.00億円
(+15.58%)
354.00億円
(+16.07%)
営業利益 63.58億円 +15.0%
経常利益 63.73億円 +14.5%
純利益 46.59億円 +19.2% 54.00億円
(+15.90%)
67.00億円
(+24.07%)

2019年12月期の期末配当については、四季報予想を上回り 15円増配され、80円の予想となった。

当期の取組みとして、国内人材紹介事業の安定的な成長をに不可欠な

 ・コンサルタントの採用、教育、定着
 ・求職者募集の強化に向けたマーケティング施策
 ・新基幹情報システムのリリース

等に引き続き経営資源を投入するとしている。

また国内求人広告事業は、規模拡大に向けた営業要員の採用継続と定着促進に注力する。
海外事業は、利益率の向上を最優先とした事業の再構築を継続するとしている。

”利益率の向上を最優先” は株主が最も望む経営方針の1つであり、ブレずにお願いしたい。

中期経営計画の概要説明の結びには、

中期的なグループ内事業の拡充を通じ、変化が激しく先の読みにくい市場でも規模の拡大を
伴った収益性の向上を図り、株主還元の増加と長期的な世界市場のシェア拡大を目指す。

としており、株主としては心地よいフレーズであり期待が高まる。

また中長期的な会社の経営戦略として、

 ・外資系、グローバルビジネスとグローバル人材、エグゼクティブ、スペシャリスト等を
  キーワードとして、特長をさらに強化することが社業の発展にとり最重要と認識。

 ・各種施策により個々のコンサルタントを強化すると同時に、全社の「組織的な結束力」
  を高めながら業容の拡大を目指していく。

としており、社内体制と業容のバランスを取りながら経営を進めてほしいと思う。

最後は「この分野において、わが国のナンバーワンとなることで価値を高める」と宣言して
おり、頼もしい限りである。 是非とも実現出来る様、頑張ってほしい。
 
最後に、これまでの株価の推移について確認してみる。
同社株式の週足チャートと四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。


チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY

前期2Q好決算の発表後に下落した株価は、その後10月に 2,655円の高値を試すも失速。
続く3Q決算の発表翌日は+233円(+10.80%)と上昇するも、直ぐに押し戻された。

その後は今年の大発会に 1,761円の安値を付けて反発し、以降は上昇。
今回の決算発表翌日も何故か大幅安で始まるも、結局は +71円(+2.97%)で引けている。

2018年4月に投資後、株価は買値である 2,314円を何往復もしているがそろそろ本格的に
上放れしてくれるだろうか。

配当の増加が下支えしてくれるだろうし、その実現を心待ちにしてこれからも長期投資の
スタンスで臨む予定である。

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コメント

  • コメント (2)

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    • 薄利多売
    • 2019年 2月 17日

    二人の子どもがダブル受験で株弄ってる暇がありません。お久しぶりです。たまにyahoo掲示板には書いたりしてますが。。。
    やっと人材セクターに少し資金が流入してきたという感じですね。JACは当然ずっと監視してますが、最近は1000円前後の銘柄ばかり手がけているのと、人材はウィルグループが片付いてからという感じで見ているだけになっています。
    決算直後の急落は義理で下指値すべきだったと後悔はしています。。。ただyahoo掲示板にも書きましたが、首吊り線が出たので短期的には下げて、3日後くらいにサポートラインと200日線の交わる2250円辺りで反転するかなと予想します。
    しかし、週明けかなり地合いが強気なので、何もなかったかのように5日線上で推移するなんて可能性も否定できません。

      • 圭壱
      • 2019年 2月 18日

      薄利多売さん、今晩は。
      yahoo掲示板の書き込み、拝見しています。

      ダブルで受験とは、大変そうですね。親は色々と神経遣いますね。

      業績はもう確信しているので株価的には放置なのですが、
      いつまで経っても含み益と損を行ったり来たり・・・
      のレベルはそろそろ脱したい所です。

      新規に買うには、今はどうなんですかね。
      チャート的にはスルスルと一気に上がって来たので、どこかでまた
      息切れしないかとハラハラドキドキです。

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管理人プロフィール

 Author : 圭壱

 50代の会社員。

 2013年より日本株を対象とした

 成長株への長期投資を実践。

 投資先企業の活動を通じた社会貢献と同時に、投資

 資本の成長を目指す。 最終目標は経済的自由人。

保有株式の年末評価額 (単年率・累計率)

 2013年12月  1,560 万円でスタート

 ・2013年   1,567 万円 ( +0%

 ・2014年   1,923 万円 ( +23% ・ +23%

 ・2015年   2,297 万円 ( +19% ・ +47%

 ・2016年   2,695 万円 ( +17% ・ +72%

 ・2017年   4,739 万円 ( +76%+203%

 ・2018年   4,180 万円 ( ▲12%+166%

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