山田コンサルティンググループ

4792 山田コンサルティンググループ 案の定下方修正、16%減益に

4792 山田コンサルティンググループが昨日3月29日の大引け後、19年3月期・通期業績予想の
下方修正を発表した。

指標毎の修正状況は、下表の通りとなった。
なお参考として、修正後予想に対する第3四半期決算の進捗率を併記した。

前回予想 今回予想 増減額 増減率 3Q進捗率
売上高 150.00億円 132.00億円 ▲18.00億円 ▲12.0% +66.97%
営業利益 32.50億円 23.30億円 ▲9.20億円 ▲28.3% +32.88%
経常利益 32.50億円 23.60億円 ▲8.90億円 ▲27.3% +34.41%
純利益 21.20億円 15.40億円 ▲5.80億円 ▲27.3% +31.10%

純利益ベースで従来予想の前期比 +14.5%増益予想から一転、▲16.8%予想へと減益に転落。

あーあ、やっぱり。
やはり、4Qでの起死回生とはならなかった。

3Q時点の進捗率が各利益 22%~24%台からどう達成するのか危ぶまれていたが、会社は4Qに
売上を見込む契約済大型案件が複数あり、不確実ではあるが通期業績予想を据え置いていた。

しかしここにきて、遂にギブアップとなった。
理由として、数件の大型成功報酬案件が4Qに売上計上できない見込みとなったためとしている。

特にM&A等資本に関するコンサルティングは、契約締結から案件成約までの期間が延伸傾向と
なっており、今後もその傾向が続く見込みとしている。

前回の3Q決算発表は2月8日、それから約1ヶ月半後の今回の修正である。

前回記事で、
4792 山田コンサルティングG 19年3月期・3Qは56%減益、起死回生なるか(記事 No.00412)

”流石に下方修正するとしたら今回が最後のタイミングであったが、もしも今後大幅な
 修正を発表したら、投資家の信頼を少し毀損する事になるかもしれない。”

と書いたが、正にその通りとなった。
想定も甘いし、修正の判断も遅いと思う。

しかも、3Q時点の各利益の進捗率は下方修正後の予想に対しても、相変わらず 30%台前半と
非常に低いものとなっている。

果たして、今度は本当に大丈夫なのであろうか。

本決算発表予定日は連休明けの5月8日大引け後となっているが、まだあと1ヶ月ある。
この間に、再び下方修正とならない事を祈らずにはいられない。

恥の上塗りだけは、ゴメンである。

 
次に、株価の動きを確認してみたい。
同社株式の日足チャートおよび四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。


チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY

株価は3Q決算発表時点で通期予想を据え置いた事が好感され、翌2月12日は窓を開けて上伸した。
その後も陽線が続き、現在の 2,300円程度を下限にヨコヨコとなっている。

そして出来高を見ると、発表前日となる3月28日は65万株超えと、3Q決算発表以降の1日数万株
程度に対して異常に多いものとなっている。

調べた限りでは27日の大引け後以降、特段のニュースも無い(私が知らないだけかもしれない)。
機関投資家により、またゾロ何か不公平な取引が行われたのかと勘ぐってしまう。

ここまで株価は折角いい所まで騰がってきたのに、これでまた一旦は奈落行きであろう。

下方修正後の今期着地点がまずは最大の関門であるが、複数の大型案件は見込みは大甘だったが
期ズレの結果であり、来期は1Qからスタートダッシュが約束された様なものである。

買いを検討している方は、ストップ安後も続落して 1,700円台まで落ちたら面白いかもしれない。

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[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00429]

コメント

  • コメント (4)

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    • 薄利多売
    • 2019年 3月 31日

    これは酷いインサイダーですね。この銘柄は普段のザラ場値動きも不自然なところがあって、2年前くらいにデイトレで僅か6000円損しただけで手仕舞いしてその後は監視だけしています。
    だいぶいい感じになってきたのかと思ってきたところでしたが、まだしばらくは監視のみという感じです。月曜s安指値が頭をよぎりましたが、地合いからして2連s安くらいまでは見た方がいい気はしますね。。。

      • 圭壱
      • 2019年 3月 31日

      薄利多売さん、こんにちは。

      キナ臭い動きをしているのですね、元々粗い値動きの銘柄ですしね。
      暫くは弱弱しい値動きになりそうです。
      でもその内に、ある時期を境に今期は見切って来期期待の買いが入ると読んでいます。
      果たして、どうなりますやら。

    • 薄利多売
    • 2019年 4月 02日

    アク抜けで上げたようですが、値動きは不可解な感じでした。癖を掴めれば面白そうですが。。。
    何にしてもホルダーの方にとっては下げるよりは良かったわけで、ノンホルの私も引き続き監視していくつもりです。

      • 圭壱
      • 2019年 4月 03日

      薄利多売さん、今晩は。

      私もまさか上昇するとは思いませんでした。
      ストップ安を覚悟していましたが、意外です。
      山田コンサルの値動きは、クセがありますね。

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管理人プロフィール

 Author : 圭壱

 50代の会社員。

 2013年より日本株を対象とした

 成長株への長期投資を実践。

 投資先企業の活動を通じた社会貢献と同時に、投資

 資本の成長を目指す。 最終目標は経済的自由人。

保有株式の年末評価額 (単年率・累計率)

 2013年12月  1,560 万円でスタート

 ・2013年   1,567 万円 ( +0%

 ・2014年   1,923 万円 ( +23% ・ +23%

 ・2015年   2,297 万円 ( +19% ・ +47%

 ・2016年   2,695 万円 ( +17% ・ +72%

 ・2017年   4,739 万円 ( +76%+203%

 ・2018年   4,180 万円 ( ▲12%+166%

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