本日4月17日、株式投資に関するブログ「南郷さんの株ログ」を見ていたら
6035 アイアールジャパンホールディングス に関する記事があった。
南郷さんは2015年12月より株式投資をされている投資家で、当初は株式と平行して
仮想通貨やFXも実践されていたが、その後は撤退。
現在は日本株への投資に絞り、その投資スタイルを当初のファンダメンタルズ重視の
成長株投資から、チャート重視へと移行中である。
そして昨日4月16日の記事で、空売りを主体とする新手法のメリットの紹介と合わせて
同社株式の暴落(※)を予言している。
※暴落 ・・・ 1日で7%程度の下落、または1週間で15%程度の下落を指す。
わわわ、暴落予想の対象銘柄に選ばれてしまった。
記事の中で、「ある特定の条件に合致する上昇をしたあとの株はほぼ確実に暴落する」
と条件を記載されており、具体的には
1.直近数ヶ月間、大きな下げが1度もなく1本調子で上昇
2.過去の価格抵抗帯に接近
3.直近2週間、窓開け陽線や大陽線が連続し陰線が皆無
4.数日後に決算発表予定
としている。確かに、
・実質的に2月より2ヶ月強、上昇を続けている。
・今まさに 1,900円の価格帯に到達しようとしており、次は2,000円も控えている。
と、条件1と2は一致している。
条件3も決算発表予定日は5月14日昼であり、4月16日から数えると14日後である。
そして同社株式については、
・4月か5月に暴落する可能性が高い。
・1,900円 / 2,000円という高値があり、価格抵抗帯として上昇を止める砦となる。
・特に 2,000円という大きな節目をすんなり上抜く確率は、非常に低いと思われる。
・2018年8月 / 10月に高値掴みした投資家達が「早く建値で逃げたい」と祈っている。
・従って残念ながら、ミスターマーケットの性格により 1,900円付近で暴落する。
としている。
株価を確認してみよう。 同社株式の日足チャートは、下記の通りである。
チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY
デザインは異なるが、上記のブログでは 1,900円程度と 2,000円程度の2ヶ所に価格抵抗帯が
表示されており、同じ様に記載してみた。
記事が掲載された翌日である本日の取引では +53円と続伸し、1,890円で終了した。
ザラ場の高値は、1,902円まであった。
正に 1,900円の抵抗帯にほぼくっついたが、このまま 1,900円台を突破出来るだろうか?
私も直近の月間状況記事では、次の様に記載した。
ポートフォリオ状況 (19/04/05) 評価総額は 4,900万円台、昨年末比 +17.4%(記事 No.00431)
・株価はここに来て急激に上昇しているが、東証改革の報道を契機として今後の同社の
ビジネスへの需要がより高まる事を期待した買いが、断続的に続いていると思われる。
・株価は 1,800円台に到達したが、この水準は2018年9月下旬から10月初旬にかけて形成した
戻り高値付近であり、超えるのは中々大変そうである。
・更にここを抜ければ、いよいよ2018年7月下旬から8月初旬にかけての上場来高値を挟んだ
最後の壁が待ち構えている。
確かに 2,000円まで到達し、そこから上に向かうにはかなりのエネルギーが必要であり
簡単には行かないだろう。
南郷さんのブログで「暴落」の定義とされている条件と株価を当てはめてみると、
・1日で 7%程度の下落 ・・・ 1,900円 → 1,767円(▲133円)
・1週間で 15%程度の下落 ・・・ 1,900円 → 1,615円(▲285円)
となる。 この程度なら、現実的には起こり得そうである。
但し、「他の暴落条件が揃い決算発表も数日後に控えている場合、より好条件になりうる」
としている点については、あまり同社株式の下げの要因にはならないだろうと考えている。
つまり決算発表の結果は、マーケットの期待を裏切らないだろうという予想である。
(こう言い切れるのは、完全にホルダーバイアスの賜物である)
東証改革の報道を契機として、同社株式への継続的な見直し買いが入っている所だが
このままの勢いを保ちながら、上場来高値を突破できるか。
ホルダーとしては、南郷さんの予想を覆して軽々と 2,000円を突破してほしいと願うが
果たして、どの様な結末になるのだろうか。
2か月後ぐらいに答え合わせを行うと結ばれており、結果が楽しみである。
もちろん私としては、暴落があろうがなかろうが、大暴落しようが或いは大暴騰しようが
年々成長する高配当を受けながら、この先も粛々と同社の成長を見守っていくだけである。
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[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00432]
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