6055 ジャパンマテリアル への株式投資の経緯について。
投資時期は2017年2月。
1997年4月に設立された、半導体・液晶の製造過程で必要な特殊ガス、超純水、薬液に
関するインフラ提供・運転管理と半導体製造装置の保守メンテナンスを主要な業務としている。
半導体の用途は年々多岐に亘る様になり、その需要は今後も安定して増えていくと考えられる。
半導体の製造過程では必ず特殊ガスが必要であり、当社のビジネスは今後も有望である。
半導体工場が新規に作られ、当社のシステムが採用されれば以降はガス供給装置等の関連装置の
運転管理、保守メンテナンス、ガス自体の販売、装置の更新といった仕事が回ってくる。
非常に安定して稼げる、ストックビジネスである。
将来に亘る成長株であり、長期投資したいと思わせる銘柄である。
半導体の底堅い需要増加を反映して業績は年々増収増益を達成しており、今後も事業エリアの
拡大と合わせて堅実に成長していくと見ている。
財務的には、
自己資本率 : 64%
フリーCF : ▲12億円
現金同等物 : 14億円
有利子負債 : 33億円
となっており、フリーキャッシュフローが流出状態であるがこの内、営業キャッシュフローが
10億円の流出となっている。
更に営業キャッシュフローの内、リース債権・リース投資資産への支出が52億円となっており
突出している。
設備投資が必要な事業であり、必要な投資なのであろうが有利子負債の状態と合わせ、
保有キャッシュの変遷を適時確認しつつ、長期投資して行きたい。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00019]
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