システナ

2317 システナ 株価 1,600円超えで8ヶ月振りの高値圏へと浮上

2317 システナ の株価が本日6月6日、年初来高値を更新して終値で 1,618円となった。

終値で 1,600円を超えたのは、1,605円を付けた2018年10月2日以来約8ヶ月振りとなる。

これまでの、株価の動きを確認してみる。
同社株式の週足チャートおよび四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。


チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY

株価は、2018年10月3日に高値 1,639円を記録。

しかしそれ以降は下落トレンドとなり、好調な着地となった2018年3月期の2Q・3Q決算
には目もくれずにそれぞれ陰線を記録。

全体相場が底を打ち2019年に入ってからも、もう一段下押しして3Q決算発表後に 1,023円
の安値を付けた所で、漸く反転した。

それからは多少上下を描きながらも今日まで上昇を続け、いよいよ上場来高値を射程圏に
捉える地点まで登ってきた。

この間の業績については、申し分のない成長振りを発揮している。

そして5月9日に前期決算と同時に発表した、2024年3月期までの新5ヶ年中期経営計画では
営業利益 152億円等を目指している。


画像出所:株式会社システナ 2019年3月期業績概要および新中期経営計画

資料では、オートモーティブやキャッシュレス/決済、ロボット/IoT/RPA/クラウドなど
今後10年で最も伸びる分野に、経営資源を集中させると明言している。

それらの取組みの結果が上方側に伸びた時に、どれほど成長してくれるのか楽しみである。

中でも、クラウド事業には大きく期待している。


画像出所:株式会社システナ 2019年3月期業績概要および新中期経営計画

ソリューション「Canbus.」など安定した収入に貢献するストックビジネスの領域を拡大し、
高成長を実現してほしいと思う。

勿論、新たなクラウドサービスの開発にも期待が掛かる。

また「Canbus.」に関しては、6月4日に下記を発表している。

_・アプリストア機能
__間接部門やシステム部門等で頻繁に使用する、ツールや報告書をテンプレート化。
__最短 1分で、業務を開始できるとしている。

_・大幅なアップデートの実施
__基幹システムとの連携など、多岐にわたる業務改善が可能。

_・スマートフォンアプリの発売
__外出先など、場所を選ばずに使用可能に。

これからも顧客にとっての利便性向上を着実な機能拡充により実現し、固定ユーザーを増やし
続けてくれる事を期待している。

勢いに乗ってきた株価が今後どこまで同社の実力を織り込んでいくのか、また同社がその期待に
どう応えて行くのか、今後の行方が楽しみである。

今後も同社の株主を続け、長期的な株主資本の価値上昇を享受して行くつもりであり、
非常に未来が楽しみな企業である。

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[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00462]

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管理人プロフィール

 Author : 圭壱

 Twitter : 圭壱@長期投資

 50代の会社員。

 2013年より日本株を対象とした

 成長株への長期投資を実践。

 投資先企業の活動を通じた社会貢献と同時に、投資

 資本の成長を目指す。 最終目標は経済的自由人。

 詳細は ---> 管理人プロフィール

保有株式の年末評価額 (単年率・累計率)

 2013年12月  1,560 万円でスタート

 ・2013年   1,567 万円 ( +0%

 ・2014年   1,923 万円 ( +23% ・ +23%

 ・2015年   2,297 万円 ( +19% ・ +47%

 ・2016年   2,695 万円 ( +17% ・ +72%

 ・2017年   4,739 万円 ( +76%+203%

 ・2018年   4,180 万円 ( ▲12%+166%

 ・2019年   5,988 万円 ( +43%+283%

 ・2020年   9,634 万円 ( +61%+517%

 ・2021年   6,549 万円 ( ▲32%+319%

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