6080 M&Aキャピタルパートナーズ の株価が本日6月19日の終値で 6,760円となり、
ようやく 10,000円台からの急落直後のレベルまで復活してきた。
同社株式の週足チャートおよび四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。
チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY
株価は、2018年7月27日の大引け後に発表した2018年9月期・3Q決算が純利益で ▲10.5%と
減益となった事を受けて急落。
その後は9月までボックス相場となったが、本日その時の上限レベルまで再び昇ってきた。
ここから再び「断崖」を昇り、これまでの頂上に到達する事が出来るだろうか。
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四季報夏号が発売されたので、同誌の予想と共に今期予想を改めて記載する。
なお会社予想は、各指標とも4月26日に大幅に上方修正されている。
今期予想 | 前期比 | 四季報予想 | 前期比 | |
売上高 | 115.07億円 | +43.5% | 115.00億円 | +43.4% |
営業利益 | 51.81億円 | +63.7% | 52.00億円 | +64.3% |
経常利益 | 51.87億円 | +64.2% | 52.00億円 | +64.6% |
純利益 | 35.03億円 | +67.4% | 35.00億円 | +67.3% |
当然ながら、四季報の枠外には「大幅増益」マークが記載されている。
そして各指標とも、会社予想とほぼ同水準となっている。
業績・材料記事欄の内容は、
【上振れ】
_主力のM&A仲介は大型案件の成約が想定以上に伸び単価も上昇。
_広告宣伝費や人件費の増加こなし営業増益幅拡大。
_成長投資優先で無配。
_20年9月期も事業承継の需要高水準続く。最高純益更新。
【営 業】
_著名経営者を講師に東京と地方都市での大規模M&Aセミナーを強化。
_地銀や証券からの紹介案件も重視。
_子会社レコフとのシナジー効果の遅れが課題に。
となっている。
上方修正の直接的な原動力となった大型案件の伸びや、結局は暫く無配を継続であること、
そしてセミナーの強化などが記載されている。
著名経営者を講師としたセミナーは、元すかいらーく社長の横川氏とタニタの谷田社長の
セミナーが予定されている。
画像出所:M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
各セミナーが大盛況となり、一人でも多くの経営者との商談に結び付く事を願っている。
そして決算説明資料にある通り「世界最高峰の投資銀行」を目指して、今後も業容を拡大し
継続的に成長して行く事を期待している。
画像出所:M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
今後の株価については、もうこの上昇の流れは止まらないのではないかと考えている。
昨年7月の「断崖」も時間を掛けて昇り切り、再び 5桁を目指す動きになると思われる。
現在の株価は、今期予想の強烈な上方修正が織り込まれたとは到底思えない。
7月下旬に予定されている3Q決算の発表までは期待で、そして蓋を開けて好調な着地が
確認されれば、更に上昇を続ける事は十分に考えられる。
この先の推移が、非常に楽しみになって来た所である。
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[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00467]
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