エスティック

6161 エスティック 1Qは65%増益でコンセンサス超過、自己株式取得

6161 エスティック が昨日7月26日の大引け後、2020年3月期の第1四半期決算を発表した。

指標毎の着地状況は、下表の通りとなった。市場のコンセンサスも併記。

実績(億円)
前期比(%)
対通期会社予想 進捗率(%)
通期予想(億円)
前期比(%)
直近進捗率(%)
1Q 2Q 3Q 4Q 会社 IFIS
売上高 21.05
+25.6
+29.48
71.41
+8.0
+29.48
76.00
+14.9
+27.70
営業利益 6.47
+56.1
+36.72
17.62
+1.6
+36.72
20.00
+15.3
+32.35
経常利益 6.42
+63.2
+35.91
17.88
+2.5
+35.91
20.00
+14.7
+32.10
純利益 4.37
+65.1
+35.13
12.44
+9.5
+35.13
14.00
+23.3
+31.21

1Qのコンセンサス:売上高 18.00、営業利益 5.00、経常利益 5.00、純利益 3.50(億円)
を全指標で上回り、純利益では 25%近い乖離である。

通期の会社予想に対する進捗率は純利益は 35%に達し、コンセンサスに対しても 31%と
標準を大きく超えて躍進した。

厳しい市場環境をはね除けて、1Qから大きく前進してくれた。

<国内市場>
_米中貿易摩擦による先行き不透明感が増す中、自動車産業の設備投資は引き続き堅調に推移し
_ハンドナットランナ及びネジ締付装置が、売上を牽引した。

_但し、各社の先行き設備計画は前年度ほどの勢いが感じられない状況になりつつある。

<米国市場>
_米中貿易摩擦やEU、日本等との通商政策の不透明感など景気の下振れリスクが懸念される中、
_1Qは先送りとなった大口案件も動き出し、ハンドナットランナを中心に比較的堅調に推移。

<中国市場>
_米中貿易摩擦等により外需の低迷が続き内需も鈍化傾向となる中、自動車産業の設備投資も
_先行き慎重な姿勢が増しつつある。

_その様な状況の中、1Qは特にハンドナットランナの販売が拡大し比較的堅調に推移した。

<その他市場>
_インドネシアやタイは堅調に推移したが、韓国は前年の特需から一転、日韓関係の悪化等も
_あり受注状況は低迷している。

各市場で結果を出してはいるが、一部で減速の兆候が出ており今後の不透明感による
業績への影響を、会社は慎重に見ている様だ。

_
また決算発表と同時に、自己株式の取得と自己株式の公開買付けを発表している。

鈴木社長の資産管理会社である「弘鈴興産」が保有する44万株中の 24万株および、第3者
株主から最大 2万株、合計26万株を買付ける。

買付期間は7月29日~8月26日とし、買付価格は過去3ヶ月間の終値の単純平均値から 10%
程度ディスカウントした金額である、5,178円としている。

自己株式の取得はEPSやROEの向上に寄与し、利益還元に繋がると判断したとしており
既存株主の一人として歓迎したい。

_
次に、これまでの株価の動きを確認してみる。
同社株式の週足チャートおよび四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。


チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY

株価は4月の前期本決算発表後は下落トレンドとなり、6月7日に 4,785円で底を付けた。
現在の 6,000円割れというのは、どう考えても安いと考えている。

1Qの好調な結果と最大で発行済株式総数の 10%近い自己株式の取得、それに対して今後の
市場環境の不透明感という現状を、来週以降のマーケットはどう評価するだろうか。

2Q以降も外部環境をものともせずに、マーケットの期待を超える結果を出してほしい。

今後も引き続き、長期投資のスタンスで臨む予定である。

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 Author : 圭壱

 50代の会社員。

 2013年より日本株を対象とした

 成長株への長期投資を実践。

 投資先企業の活動を通じた社会貢献と同時に、投資

 資本の成長を目指す。 最終目標は経済的自由人。

保有株式の年末評価額 (単年率・累計率)

 2013年12月  1,560 万円でスタート

 ・2013年   1,567 万円 ( +0%

 ・2014年   1,923 万円 ( +23% ・ +23%

 ・2015年   2,297 万円 ( +19% ・ +47%

 ・2016年   2,695 万円 ( +17% ・ +72%

 ・2017年   4,739 万円 ( +76%+203%

 ・2018年   4,180 万円 ( ▲12%+166%

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