3817 SRAホールディングス への株式投資の経緯について。
投資時期は2016年8月。
1967年創業の総合システム開発受託企業であり、製造業、サービス業、金融業、病院、
学校等様々な企業を顧客に持つ。
海外展開にも積極的で、米国、中国、シンガポール等に現地法人を持ち進出している。
近年は利益率の高い自社開発製品への投資を積極的に行い、利益率の向上を図っている。
直近では安定した増収を続けているが、2016年3月期は有価証券評価損と貸倒引当金繰入
額を特別損失として計上し、純利益を大きく落としている。 但し本業には問題が無い。
今後も受託開発から自社開発へのウェイトを高め、より高利益率な体質へと転換していく
事が期待される。
財務的には、
自己資本率 : 56%
フリーCF : ▲17億円
現金同等物 : 62億円
有利子負債 : 11億円
となっている。
フリーキャッシュフローは2016年3月期まで流入となっていたが、2017年3月期は関係会社
株式取得費用として37億円を投資した結果、17億円の流出となっている。
尚、このうち営業キャッシュフローは39億円の流入である。
この結果、現金同等物は前期の88億円から26億円減少し62億円となっている。
キャッシュリッチであり問題はないが、今後も会社には適正且つ計画的な投資か否かの
慎重な経営判断を期待したい。
現時点で手取り配当利回りは 4%を超えており、今後も増収増益を続けて増配が実現する
事を期待して、成長株として長期投資したい。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00010]
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