4792 山田コンサルティンググループ が本日8月6日の大引け後、2020年3月期の
第1四半期決算を発表した。
指標毎の着地状況は、下表の通りとなった。市場のコンセンサスも併記。
実績(億円) 前期比(%) 対通期会社予想 進捗率(%) |
通期予想(億円) 前期比(%) 直近進捗率(%) |
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1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 会社 | IFIS | |
売上高 | 27.59 ▲6.7 +17.92 |
– | – | – | 154.00 +14.9 +17.92 |
150.00 +11.9 +18.39 |
営業利益 | 0.68 ▲76.2 +2.27 |
– | – | – | 30.00 +29.9 +2.27 |
29.00 +25.6 +2.34 |
経常利益 | 0.51 ▲83.8 +1.70 |
– | – | – | 30.00 +27.4 +1.70 |
29.00 +23.2 +1.76 |
純利益 | 0.00 ▲99.8 0.00 |
– | – | – | 20.00 +25.0 0.00 |
18.80 +17.6 0.00 |
酷い惨状で、開いた口が塞がらない。
先週末からの嵐吹く相場の中、この結果である。
これで明日は、終日貼り付き確定だろう。
通期予想は据え置いたが、また前期の二の舞になってしまうのか?
・経営コンサルティング事業は、従来より売上計上が4Qに偏る傾向にある。
・前期に計上できなかった数件の大型成功報酬案件の売上計上が一部に留まり、多くが2Q以降となった。
・投資/ファンド事業で前期は売却による 2.2億円の利益を計上したが、今期は無かった。
・人員増により、販売費及び一般管理費が前期比 0.9億円増加。
以上が、不振の原因だとしている。
しかし、コンサルティング案件の引合い・受注状況は順調であり、大型成功報酬案件も
2Q以降売上実現できると見込んでおり、業績は徐々に挽回できるとしている。
明言したからには再びオオカミ少年にならない様、喝を入れて取組んでほしい。
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気が重いが、明日はストップ安確定の株価を確認する。
同社株式の週足チャートおよび四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。
チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY
ここで超絶決算を出せば「今期は違う!」と投資家が認めて株価も見直されるのに、
裏切られた思いである。
少なくとも前期に期ズレを言い訳にしており、1Qは良くて当たり前であったのに。
これで今期は、もうずっと低迷しそうな気配が濃厚だ。
折角PFの不調銘柄を処分してさぁ、これからだ! という時なのにいきなり出鼻を挫かれた。
いい加減、頑張ってほしい。
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[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00476]
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