ポートフォリオ年間状況

ポートフォリオ年間状況(2017年)

2017年の年間ポートフォリオ状況について記載する。
大納会終了時点の年間ポートフォリオ状況は、下記の通りとなった。

投資を開始した2013年末より、2017年末時点までを記載している。

投資総額
(万円)
評価総額
(万円)
実損益
(万円)
含み損益
(万円)
損益率 受取配当
(万円)
利回り
13 1,560 1,567 0 7 0.4% 0 0.0%
14 1,682 1,923 ▲15 241 13.4% 24 1.4%
15 1,721 2,297 ▲14 576 32.6% 31 1.8%
16 1,892 2,695 82 803 46.7% 41 2.1%
17 2,307 4,739 109 2,432 110.2% 56 2.4%
合計 162 152

・投資総額、評価総額、含み損益は各年の年末時点。
・実損益は、各年に売買した結果生じた税込損益額の合計金額。
・損益率は、年末時点の投資総額に対する、実損益と含み損益の合計の割合。
_(銘柄入替や増減資に伴う、年間の投資総額の増減は考慮せず)
・受取配当は、各年の税引後年間受取り配当の合計金額。
・利回りは、年末時点の投資総額に対する、税引後年間受取り配当の割合。
_(銘柄入替や増減資に伴う、年間の投資総額の増減は考慮せず)

※損益率と利回りは当然実際とは異なるが、概算レベルとして簡易的に算出

2017年は、下記の通りとなった。

・投資総額は、2016年末に対して 415万円の増額となった。
・評価総額は、全体相場の好調に助けられ昨年末と比べ +75.8%と大幅増加した。
・実損益は +1,099,000円となり、2013年末以来の総額は +1,621,400円となった。
・受取配当金額は 561,586円となり、昨年の 412,221円に対して 36.2%増えた。

2013年末からの投資総額と評価総額、TOPIXの推移をグラフで表すと下図の通りとなる。

次に、指数値とPF銘柄の株価の年間推移(大発会始値、大納会終値)は、表の通りとなった。
但し、2017年に購入した8銘柄の大発会始値は買値としている(赤字表示のもの)。

PF銘柄は、年間上昇率の大きい順に記載している。

年間の上昇率1位は、3844 コムチュア で 164%の上昇となった。

4月から6月までの大幅上昇、10月までの緩やかな上昇、更に12月までの大幅上昇と
4月以降は一貫して上昇しており、終始強い値動きであった。 3,000円が目前である。
今後の業績成長には非常に期待しており、継続して投資を続けて行く。

2位は、6055 ジャパンマテリアル で 155%の上昇率となった。

今年2月に投資後、1,446円で反発した後は大きな調整もなく一貫して年末まで上昇。
非常に強い値動きであった。
今後の成長も確信が持てるものであり、来年も引き続き投資を続けて行く。

3位は、4792 山田コンサルティンググループ で 129%の上昇となった。

5月から11月まで、ホップ・ステップ・ジャンプの3段飛びで 3,000円まで上昇した。
以後は調整を続けているが、3Q以降の決算発表や来期予定でまた動意付くか。
その時が楽しみである。

何れにしろ、長期的には業績の成長に比例して、株価も上昇すると見ている。
今後も継続的に投資を続けて行きたい。

4位は、6080 M&Aキャピタルパートナーズ で 124%の上昇となった。

1月末に1Q決算発表を受けて窓を開けてストップ高となった後もその水準で調整し、
3月から9月までは 5,000円程度、10月からはレコフ買収で 6,000円、11月末からは
一気に動いて8,000円まであと一歩の所まで上がった後は、調整して終了となった。

今後の注目イベントとしてはやはり、株式分割であろう。
成長はもはや既定路線であり、将来を楽しみに投資を継続して行く。

5位は、2317 システナ で 100%の上昇率となった。

1月は下落したが2月は 1,596円を底値に上昇し、5月の期末決算、7月の1Q決算で
何れも大幅高。 10月の2Q決算でストップ高して 3,200円台、その勢いで11月末迄に
ザラ場高値で 4,000円を突破したが、その後は下落し 3,600円で着地した。

これまでコムチュアと同じ様な感じで上昇してきたが、最後に差を付けられた。
来年はどの様に挽回してくるのであろうか。

企業の成長力は高いと判断しており、今後も成長を楽しみに投資を続けて行く。

6位は、6035 アイ・アールジャパンホールディングス で 83%の上昇であった。

1月以降は上昇後、4月に下落して 1,040円の底値を付けた後は一貫して上昇し、
11月下旬に 2,200円を超えた後は下落して終わった。

今期はどこかで上方修正があると思っており、株価に刺激を与える事となろう。

今後の日本の株式や株主を取り巻く経営環境の変化をビジネスチャンスに活かせる
企業であり、今後の成長については非常に期待している。

7位は、6539 MS-Japan で 75%の上昇率となった。

3月に投資後は9月まで買値以下で調整するも徐々に底値が切り上がり、
10月に 4,000円台に復活後はそのまま12月の 5,800円まで上昇した。
その後一瞬 5,000円を割れるも再び上昇を続け、年末に 6,000円台に乗せた。

株主優待の新設や立会外分売の実施と東証1部への変更のイベントもあったが、
根本的には業績の成長とその持続期待が株価上昇の原動力であると捉えている。

今後もその成長飛躍を期待して、引き続き長期で投資して行く。

8位以下は、 2186 ソーバル、3763 プロシップ、2127 日本M&Aセンター、
4746 東計電算、3817 SRAホールディングス と続き、以上が50%超の上昇なった。

そして、その他の銘柄について。

公開直後に投資した、期待の 6556 ウェルビー は買値から 41%の上昇率となった。

様々な障がいを持つ方の就労支援や発達障がいを持つ子供の支援事業は
今後の拡大が期待される分野であり、それに伴う当社の成長を期待している。

6月以降は調整が続いた 6061 ユニバーサル園芸社 や、少しずつ上昇しているものの
その程度が緩やかな 3910 エムケイシステム、そして今後は含み益が定着しそうな
6032 インターワークス には、来年は是非とも頑張って頂きたい。

12月に新規で投資した 2374 セントケア・ホールディング は、今後が楽しみである。
当社を取り巻く事業環境も社会に必須で且つ拡大が流れであり、成長を期待して
投資を続けて行きたい。

今年は下落となった 6029 アトラ と 2428 ウェルネット には、最終的にはEPSの
増加という形で結果に現れるまで、長期スタンスでじっくりと臨んで行きたい。

2017年の日本株市場は4Qスパートでするすると上昇し、高値で終了した。
指標を見ると、日経JASDAQや東証マザーズ、東証2部の上昇率が上回っており
多くの個人投資家が潤った1年であった。

相場の上昇は、平均EPSが上昇してPERが下がったからだとか、日本株をオモチャ
扱いしていた外国人の見る目が変わったからとか、コーポレートガバナンス・コードや
スチュワードシップ・コードの浸透により株主に目を向けた経営に変わりつつあるため
など、色々と言われている。

それぞれに説得力があるが、相場の雰囲気は水物である。
2018年は、どの様な相場展開が待っているのであろうか。

今年の様に簡単に上がってはくれない、ジリジリとした展開になるのかもしれない。
しかし投資企業の成長を信じて、引き続き長期投資のスタンスで臨んで行きたい。

***

今年ご訪問頂いた方々、どうもありがとうございました。

来年も、引き続き宜しくお願い致します。
そして皆様の投資が成功します事を、お祈しております。

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[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00155]

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管理人プロフィール

 Author : 圭壱

 Twitter : 圭壱@長期投資

 50代の会社員。

 2013年より日本株を対象とした

 成長株への長期投資を実践。

 投資先企業の活動を通じた社会貢献と同時に、投資

 資本の成長を目指す。 最終目標は経済的自由人。

 詳細は ---> 管理人プロフィール

保有株式の年末評価額 (単年率・累計率)

 2013年12月  1,560 万円でスタート

 ・2013年   1,567 万円 ( +0%

 ・2014年   1,923 万円 ( +23% ・ +23%

 ・2015年   2,297 万円 ( +19% ・ +47%

 ・2016年   2,695 万円 ( +17% ・ +72%

 ・2017年   4,739 万円 ( +76%+203%

 ・2018年   4,180 万円 ( ▲12%+166%

 ・2019年   5,988 万円 ( +43%+283%

 ・2020年   9,634 万円 ( +61%+517%

 ・2021年   6,549 万円 ( ▲32%+319%

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