3844 コムチュア が9月13日、新たなソリューションの販売代理店契約の締結を発表した。
お相手は、4726 ソフトバンク・テクノロジー。
ソリューションは、同社が 2018年8月に新しく立ち上げたブランド「clouXion」となる。
そしてコムチュアは、「clouXion」の販売代理店契約を締結した初のパートナーとなる。
「clouXion」は、顧客の真のビジネスパートナーとしてそのデジタルトランスフォーメーションを
促進し、本業の成長を支援するクラウドパッケージサービスである。
画像出所:ソフトバンク・テクノロジー株式会社
同社は特にMS系を中心としたクラウドサービスのノウハウに強く、MSの企業向けソリューションの
導入実績 No.1 の実績がある。
新ブランドを立ち上げた背景として、従来のクラウドベンダーが提供するスタンダードなサービス
だけでは、顧客の細かい要望や要件には対応できない。
そのため、ビジネスパートナーならではの立場で顧客の課題やニーズをキャッチアップし、それらを
解決出来るソリューションとする事を目的にしている。
ソリューションは現在、認証・セキュリティ系と業務効率化で各々 6種類ずつ用意されている。
画像出所:ソフトバンク・テクノロジー株式会社(※同社webサイトより筆者作成)
クラウドサービスのシングルサインオンやアクセス制御、承認フローの自動設定やワークフロー
など、多彩なソリューションが揃っている。
この新ブランドへの、同社の期待は大きいと思われる。
2021年3月期までの中期経営計画でも、「clouXion」の記載が随所に登場している。
(※赤丸は筆者による追記)
画像出所:ソフトバンク・テクノロジー株式会社 中期経営計画 SBT Transformation 2021
コムチュアの売上高は約 180億円、同社のそれは約 500億円である。(共に 2019年3月期実績)
売上高が自社比で4割未満のコムチュアに、グループ外企業として初めてその将来を託したのだ。
「clouXion」のキーワードである ”デジタルトランスフォーメーション” は、コムチュアも企業と
しての重要なテーマに掲げている。
両社の想いが合致し、またソフトバンク・テクノロジーから信頼・期待されている証拠であろう。
時代に合ったクラウドサービスと、顧客の目的に合ったカスタマイズ力の利点を活かして
同ブランドの成長と、それによるコムチュアへの業績寄与を期待したい。
次に、これまでの株価の動きを確認してみる。
同社株式の週足チャートおよび四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。
チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY
うーん、ジリジリと右肩下がりで 4,000円が遠くなっていく・・・
まぁ、こういう時はどうあがいても、相場の女神は微笑んではくれない。
どこかでまた、雰囲気が変わってくるのを気長に待つ事としたい。
9月27日には、株式は2分割されて株価は半分になる。
そしてその後、再び 4,000円台に昇ってくる日を今から楽しみにしている。
もちろん相当先になるだろうが、その日はいつか訪れる事を確信している。
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[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00502]
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