3910 エムケイシステム が本日8月4日の大引け後、2018年3月期の第1四半期決算を発表した。
指標毎の状況は表の通り。
実績 | 前期比 | 通期予想 | 進捗率 | |
売上高 | 3.9億円 | +49% ※ | 20.1億円 | +19% |
営業利益 | 0.4億円 | ▲36% ※ | 4.5億円 | +9% |
経常利益 | 0.4億円 | ▲35% ※ | 4.5億円 | +9% |
純利益 | 0.3億円 | ▲29% ※ | 2.9億円 | +10% |
※今期より連結決算に移行のため未公表。
数値は前期同四半期における単独決算実績値との比較。
ビジネスネットコーポレーションの買収により連結決算に移行。 売上高は前期比1.5倍になった
ものの、BNCが行うCuBe事業が買収暖簾代償却 971万円を含め、人材採用等の積極投資により
4,782万円の営業損失になったため、29%の減益となった。
納品が期末偏重の傾向があり、大型案件もなかったために損失となったが、期初に想定の範囲内
という事である。
また、新サービスである「ネットde精算」を6月にリリースしている。
単体の社労夢事業は新規の導入事務所が増加傾向にあり、新たに開拓している一般法人も同様である。
売上はクラウドサービスが 20%増、ASPサービスが 13%増、システム構築サービスが 84%増など
好調である。
内容を見れば総じて悪くなく成長を伺える決算であるが、経常利益 35%減益という見出しだけで
売られてしまうのだろう。
株式市場は短期的な見方が優勢なのが現実であるが、現在は将来の成長に向けての種まき段階であり
長期で投資を継続して行きたい。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00046]
この記事へのコメントはありません。