2186 ソーバル が9月30日の大引け後、2020年2月期の第2四半期決算を発表した。
指標毎の着地状況は、下表の通りとなった。
実績(億円) 前期比(%) 対通期予想 進捗率(%) |
通期予想(億円) 前期比(%) 直近進捗率(%) |
||||
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 会社予想 | |
売上高 | 20.85 +1.1 +25.44 |
41.57 +2.8 +50.72 |
– | – | 81.96 +0.1 +50.72 |
営業利益 | 1.93 +17.3 +30.63 |
3.63 +28.3 +57.62 |
– | – | 6.30 +1.4 +57.62 |
経常利益 | 1.92 +16.3 +29.91 |
3.73 +27.6 +58.10 |
– | – | 6.42 +1.6 +58.10 |
純利益 | 1.22 +13.0 +26.52 |
2.40 +23.7 +52.17 |
– | – | 4.60 +10.1 +52.17 |
経常利益は前期比で +27%、純利益は前期比で +23%の大幅増益を達成し、
純利益の通期予想に対する進捗率は 52%台と、1Qの好調さを維持した。
<決算短信より>
_・請負業務の拡大を軸に構造転換を進め、収益の拡大につながった。
_・体制、環境構築、人材育成、技術ノウハウの蓄積と積極営業に継続して取り組んだ。
_・子会社コアードは、企業の旺盛なIT投資を取り込みシステム開発が拡大した。
_・AIやIoT分野の需要を掘り起こすべく、協業に向けた検討や最先端技術の習得を強化。
_・派遣業務は、引き続き高付加価値案件や請負業務への配置転換を推進した。
請負業務の比率を高め、最終的には請負契約と派遣契約の比率を 6:4 とするべく
継続して取り組んでいる。
<自己株式の取得結果>
8月9日には、前期本決算と同時に発表した自己株式の取得終了を発表している。
取得条件である最大取得株数 30万株、最大取得費用 4.5億円 に対して、
取得株数 30万株、取得費用 3.4億円 で予定通り全株を取得しての終了となった。
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次に、これまでの株価の動きを確認してみる。
同社株式の週足チャートおよび四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。
チャート出所:YAHOO! JAPAN by WORKS TECHNOLOGY
株価は昨年12月末と今年3月末に 800円割れまで下げたが、その後は 1,000円台をキープしている。
1Q・2Qと2桁増益で着地したが、発表翌日のマーケットの反応は何れも下落であった。
自動運転によるビジネスチャンスの期待と相まって、今後3Qおよび本決算で良い反応となる
事を願っている。
長期的には大きく成長する事を期待しており、今後も継続して長期投資のスタンスである。
今回の好決算により注目され、その壁を乗り越える事が出来るか。
材料により一瞬付けた 2,200円台の頂点を再び目指し、階段を昇って行く事を期待している。
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[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00505]
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