アイ・アールジャパンホールディングス

6035 IRJHD 決算説明会資料で成長に向けた潜在能力を再認

6035 アイ・アールジャパンホールディングス の2Q決算説明会資料が、昨日11月19日に
公表された。 今回はその中から、今後の成長に関する記載について採り上げる。

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<国内アクティビストの、活動数の推移>


画像出所:株式会社アイ・アールジャパンホールディングス 2020年3月期第2四半期 決算説明会資料

国内で活動するアクティビストの数は、着実に増え続けている。
今後もこの傾向は変わらず、その数は増え続けると思われる。

それは即ち、同社のビジネスチャンスが拡がる事を意味する。
メインビジネスのフィールドは、今後も良好な状態が継続しそうである。

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<国内上場企業の、アクティビストリスク>


画像出所:株式会社アイ・アールジャパンホールディングス 2020年3月期第2四半期 決算説明会資料

国内の上場企業約 3,600社を対象に、同社が独自にAI分析をした結果である。
アクティビストの標的となる潜在的なリスクが高い企業は、約 600社と 17%にも上った。

これらの企業は同社にとって、今後有力な見込み客となり得る。
今後の益々の環境変化に伴い、その一部は顧客として取り込まれるだろう。

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<アクティビストの活動が加速>


画像出所:株式会社アイ・アールジャパンホールディングス 2020年3月期第2四半期 決算説明会資料

アクティビストの要求は年々高度化し、今や多岐に亘る。
またTSR(※)の低い企業に対して狙いを定め、プレッシャーを掛ける傾向が顕著に。

※TSR:トータル・シェアホルダー・リターン(株主にとっての総合投資利回り)
_株式投資により得られた収益(主に配当とキャピタルゲイン)を株価(投資額)で割った比率。

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<同社のターゲットとする市場規模>


画像出所:株式会社アイ・アールジャパンホールディングス 2020年3月期第2四半期 決算説明会資料

同社の市場規模は、コア部分だけで 1兆円と大きい。そして市場自体も、今後成長が予測される。
しかもリーガル市場とM&A市場のシェアは、まだ無いに等しい。

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<同社が長期的に目指す成長規模>


画像出所:株式会社アイ・アールジャパンホールディングス 2020年3月期第2四半期 決算説明会資料

現在のメイン業務である、広義のSRコンサルティング市場における同社のシェアは 3%。
これを 42%まで高める事を目指す。 圧倒的に高い成長目標である。

更に、平行してリーガル市場 + M&A市場で トータル 5%のシェア獲得を目指す。

両者を合わせて、その目指す規模は現在の 30倍。
もしも実現すれば、時価増額も 30倍が夢では無いだろう。

目標は高く、市場の長期的な成長と相まってその期待度は大きい。

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株価は本日、8月の高値を抜いて終値で 4,515円となり、上場来高値を更新した。
上記の目指す所を踏まえると、これも単なる一里塚であろう。

これからもマーケットの期待を背負い、確実に成長を続けて行くだろう。
当社の潜在的な成長能力に大いに期待して、これからも未来永劫、長期投資である。

[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00529]

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コメント

  • コメント (2)

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  1. 圭壱さん,こんばんは。やまゆです。
    株価戻ってきましたね。

    私も説明会資料見て,驚きました。長期的目標とはいえ,900億円の売上目標。実現すれば株価も恐ろしいことになりますね。
    希代の名馬にまたがる新人騎手の心境でいます。鞭もいらず,おうこともせず,決して手綱をはなさぬように乗ってれば,大丈夫だと思っています。

      • 圭壱
      • 2019年 11月 21日

      やまゆさん、今晩は。

      夢を与え続けてくれる同社、そして寺下社長には感謝しています。
      数字はともかく、その心意気だけはしっかりと受け止めようと思います。
      そして、やってくれるだろうという期待です。
      コメント頂いた文章、本当にその通りですね、

      これからも共に、応援し続けて参りましょう。
      株価の波に揉まれながら(笑)

管理人プロフィール

 Author : 圭壱

 Twitter : 圭壱@長期投資

 50代の会社員。

 2013年より日本株を対象とした

 成長株への長期投資を実践。

 投資先企業の活動を通じた社会貢献と同時に、投資

 資本の成長を目指す。 最終目標は経済的自由人。

 詳細は ---> 管理人プロフィール

保有株式の年末評価額 (単年率・累計率)

 2013年12月  1,560 万円でスタート

 ・2013年   1,567 万円 ( +0%

 ・2014年   1,923 万円 ( +23% ・ +23%

 ・2015年   2,297 万円 ( +19% ・ +47%

 ・2016年   2,695 万円 ( +17% ・ +72%

 ・2017年   4,739 万円 ( +76%+203%

 ・2018年   4,180 万円 ( ▲12%+166%

 ・2019年   5,988 万円 ( +43%+283%

 ・2020年   9,634 万円 ( +61%+517%

 ・2021年   6,549 万円 ( ▲32%+319%

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