2428 ウェルネット への株式投資の経緯について。
投資時期は2017年1月。
1983年設立の、電子決済・支払代行に関するシステム開発とサービスの提供会社である。
コンビニに行けば何でも支払いを済ませる事が出来る時代となり電子決済は必須の社会
インフラとなっているため、関連企業に投資しようと考えていた所、同社の株価が急落
したため投資した。
2016年8月に発表された、2017年6月期の業績予想が大きく減り純利益が最も少ない場合、
前期に対して半分という予想であった。
同時に中期経営5ヵ年計画も発表され、経常利益は1年目は半分、2年目は2/3、3年目は1.5倍、
5年目は2.5倍という内容であった。
バス予約スマホアプリなど新システムの開発・リリースや広告宣伝に関する積極投資のため、
2年間は停滞するという。
決済事業関連企業は投資家の期待が高いのか、どこも割高な水準まで買われているが、
同社は急落後もその水準を保っている。
中経5年の計画通りに上手くいくとは限らないが、その先の社会需要に伴う成長も見据えた上で
投資する事とした。
財務的には、
自己資本率 : 35%
フリーCF : 27億円
現金同等物 : 149億円
有利子負債 : 無し
となっており、自己資本比率は比較的低いもののキャッシュリッチであるため、長期で保有する
上で全く問題無いと考えている。
なお停滞期間中の株価対策として、3年間は配当性向を50%以上とし1株配当は50円を保証している。
4%近い手取り配当利回りを享受しつつ、4年目以降の更なる増配の実現を期待しながら成長株として
長期投資していきたい。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00008]
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