2186 ソーバル が12月27日の大引け後、2020年2月期の第3四半期決算を発表した。
指標毎の着地状況は、下表の通りとなった。
実績(億円) 前期比(%) 対通期予想 進捗率(%) |
通期予想(億円) 前期比(%) 直近進捗率(%) |
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1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 会社予想 | |
売上高 | 20.85 +1.1 +25.44 |
41.57 +2.8 +50.72 |
61.46 +1.0 +74.99 |
– | 81.96 +0.1 +74.99 |
営業利益 | 1.93 +17.3 +30.63 |
3.63 +28.3 +57.62 |
5.39 +22.9 +85.56 |
– | 6.30 +1.4 +85.56 |
経常利益 | 1.92 +16.3 +29.91 |
3.73 +27.6 +58.10 |
5.49 +22.5 +85.51 |
– | 6.42 +1.6 +85.51 |
純利益 | 1.22 +13.0 +26.52 |
2.40 +23.7 +52.17 |
3.51 +18.9 +76.30 |
– | 4.60 +10.1 +76.30 |
2Qに続いて3Qも好調を維持し、各利益は前期比での2桁増益を確保した。
通期予想に対する進捗率も、純利益で76%台となるなど順調な着地となった。
・優秀な人材確保に向けた、インターンシップの充実
・積極的な営業活動、技術の蓄積と共有化
の取組みにより、マニュアル制作分野、臨床試験における統計解析分野での
顧客開拓や請負業務の体制構築が進捗し、取引も着実に拡大したとしている。
経費や営業外の収支を前期と比較すると、下記の通りとなる。(単位:億円)
・売上高 今期:61.46 前期:60.99 (+_1.0%)
・売上原価 今期:48.78 前期:49.23 (▲_0.9%)
・総利益 今期:12.67 前期:11.76 (+_7.7%)
・販管費 今期:_7.28 前期:_7.37 (▲_1.2%)
・営業利益 今期:_5.39 前期:_4.38 (+22.9%)
・営業外 今期:_0.10 前期:_0.10 (+_1.6%)
売上原価や販管費を抑え、営業利益率は前期の 7.20% から 8.78% に向上した。
今後も経営効率化により、利益体質へと進化してほしい。
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12月25日、Momo社とIoT分野での連携開始を発表。
Momo社のプラットフォーム「Palette IoT」の普及に必要なアプリ開発や、AIを活用した
IoTシステムの高付加価値化など、技術連携を開始する。
同社のシステムは、組み替え可能センサーと送信用無線基板を設置するだけでスマホにより
使用が可能となり、専門知識や開発は不要である。
中小企業向けのお手軽なIoTシステムとして、今後の成長に期待したい。
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次に、直近の株価の動きを確認してみる。 下記は、同社株式の日足チャート。
株価は9月30日の2Q決算発表後は一旦下落するも、10月~11月はその付近で留まり調整。
12月に入り後半から上昇し、最後の2日間で 100円近く上昇した。
7月に付けた高値に近付いており売り圧力も強いが、今回の想定通りの決算結果を受けて
大納会ではどの様な反応を見せるだろうか。 最終日は騰がって締めてほしいが・・・
引き続き来年もゆっくりと、しかし確実な成長を期待しながら保有を続けて行きたい。
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[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00538]
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