ポートフォリオ年間状況

ポートフォリオ年間状況 (2019年) 大量損切りも、含み益は順調増加

2019年の、年間ポートフォリオ状況について記載する。

年間の長期投資PFの評価総額の推移は、下図の通りとなった。
金額は、各月末最終日の数値である。

昨年12月の最後にマーケットに襲った暴落から立ち直り、1月から7月までは堅調に上昇。

2018年大納会時に 4,064万円だった評価総額は、7月31日には 5,229万円に到達。
ここまでで、評価総額は 28.7%増えた。

そこから10月31日までは横這いとなるも、11月29日までは年間最大の上昇を記録。
12月の大納会までも一段上昇し、最終的には 5,988万円と2018年大納会から 47.3%増えた。

全体的には年間を通して、非常に好調な1年であった。

次に、投資を開始した2013年末より2019年末までの資産状況は、下記の通りとなった。
2018年については、全て割切投資PFと長期投資PFの合計値である。

・投資総額、評価総額、含み損益は各年の年末時点。
・実損益は、各年に売買した結果生じた税込損益額の合計金額。
・損益率は、年末時点の投資総額に対する、実損益と含み損益の合計の割合。
(銘柄入替や増減資に伴う、年間の投資総額の増減は考慮せず)
・受取配当は、各年の税引後年間受取り配当の合計金額。
・利回りは、年末時点の投資総額に対する、税引後年間受取り配当の割合。
(銘柄入替や増減資に伴う、年間の投資総額の増減は考慮せず)
・損益率と利回りは当然実際とは異なるが、概算レベルとして簡易的に算出。

2019年は、下記の通りとなった。
・投資総額は、2018年末に対して ▲770万円となった。
・しかし評価総額は、2018年末と比べ +1,808万円、43.3%の増加となった。
・実損益は ▲206万円となり、2013年からの各年でのワースト1位となった。
・しかし含み益は 2018年末に対して +2,578万円となり、投資総額の 3.3倍と大きく増えた。
・受取配当金額は 76万円となり、昨年の 64万円に対して 18.8%増えた。

2013年末からの投資総額と評価総額、TOPIXの推移をグラフで表すと下図の通りとなる。

投資総額はガクンと下がり、2015年(1,721万円)並みとなった。
しかし評価総額は 2017年に迫る勢いで上昇し、ほぼ 6,000万円に到達した。

2020年は更に上昇を続けるのか、それとも 2018年の再現となってしまうのか。
減少する一方の投資総額は、少しずつでも何とか増やして行きたいと思う。

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次に、2019年の受取り配当は下図の通りとなった。

各銘柄は、取得値に対する配当利回りの高い順に記載している。
※ 配当額および配当利回りは、何れも税引後
※ 赤字は、昨年に比べて増配

大半の銘柄で増配され、1位の 6035 IRJHD の配当利回りは遂に 2桁となった。
また2位・3位の コムチュア と システナ は、共に 6%台に突入してくれた。

増配され受取り配当金額が年々増えていくのは、本当に株式投資の醍醐味である。

PF全体の利回りは、12月にも投資総額を引き下げており見かけ上大きくなっている。

しかし 2020年の配当予想は、現時点で未発表の銘柄は不変と仮定すると 71万円となり、
投資総額 1,728万円に対する手取り配当利回りは、4.10%となる。

このPFで、どうにか実質的な意味での 4%台に到達する事が出来そうである。
追加で新規投資をした場合はどうなるかわからないが、とても楽しみにしている。

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次に、2019年の売買結果は下図の通りとなった。

今年は割切投資PFの精算と、長期投資PFで不調な銘柄の処分を一気に進めた。

殆どが大幅な損切りとなり、合計の損失額は ▲206万円となってしまった。

6029 アトラ、6032 インターワークス、2428 ウェルネット の3銘柄はどうにも増益に
転換せず、夢が破れて長期投資の志を維持する事が出来なかった。

長期投資はその他の投資スパンに比べてリスクが減る訳ではなく、失敗すればこの様な
結果が待っている。

今後は出来るだけこの様な銘柄を掴まない様、努力して行きたい。

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次に、年間の各指数および長期投資PFの各銘柄の変動状況は、下表の通りとなった。

指数は、日経225とJASDAQが +20%台でほぼ拮抗した。
マザーズが少し弱いが、東証2部は 18%台とまずまず付いてきている。

2020年もこの傾向が続くのか、それともどこかで小型株の反撃が開始されるのか。

次に、PFの各銘柄について。一覧は上昇率順と、含み益順にそれぞれ並べた。
黄色の網掛けは月間変動率がマイナス、ピンク色の網掛けは含み損を表している。

<上昇率順>

上昇率1位は東証1部でも1位になった IRJHDで、4倍以上の上昇を叩き出した。
本当に同社のビジネスが認知され、期待が高まった1年であった。

もう未来永劫売らないと決めているので、今後の活躍を祈り続けるだけである。

2位の M&Aキャピタルパートナーズ と3位の コムチュア までが、年間で2倍以上の上昇。

唯一下落の 6161 エスティック は、2018年は上昇率 87%で1位だった。
まぁ、これもご愛敬である。 2020年は、再び 8,000円台への到達を楽しみにしている。

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<含み益率順>

1位の IRJHD は 2018年は +268%で3位だったが、一気に加速し1位に登り詰めた。

2位は システナ で 2018年は +403%で1位だったが、更に増えて +602%と7バガーに。

3位は コムチュア で 2018年は +252%とシステナに差を付けられたが、2019年は2倍高と
巻き返し、+599%とほぼ並んだ。 この2社は、本当にいつもデットヒートである。

4位は M&ACP で 2018年は +137%だったが1年で2.4倍となり、+453%と再び 5.5バガーに。

含み損銘柄は処分を進めた結果、現時点では JACリクルトメント のみとなった。
NISA口座で配当利回りにも期待しており、売却する予定はない。

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さて、2019年の株式市場は結果的には尻上がりの展開となり、平穏無事に終了した。
続く2020年は、どの様な展開を見せるのだろうか。

夏の東京オリンピック・パラリンピックの開催とその後や、11月の米大統領選の投票など
重要なイベントを消化し、その後はどんな大納会となるのか。

基本的には整理の完了した長期投資PFの銘柄はこれ以上は弄らずに、イベント消化に伴う
相場状況を見ながら、徐々に追加投資をして行きたいと考えている。

*****

全ての投資家の皆様にとって、良い成果が出る1年である事を祈っております。
今年も、当ブログと圭壱(Twitter : 圭壱@長期投資)を宜しくお願い致します。

[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00540]

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管理人プロフィール

 Author : 圭壱

 Twitter : 圭壱@長期投資

 50代の会社員。

 2013年より日本株を対象とした

 成長株への長期投資を実践。

 投資先企業の活動を通じた社会貢献と同時に、投資

 資本の成長を目指す。 最終目標は経済的自由人。

 詳細は ---> 管理人プロフィール

保有株式の年末評価額 (単年率・累計率)

 2013年12月  1,560 万円でスタート

 ・2013年   1,567 万円 ( +0%

 ・2014年   1,923 万円 ( +23% ・ +23%

 ・2015年   2,297 万円 ( +19% ・ +47%

 ・2016年   2,695 万円 ( +17% ・ +72%

 ・2017年   4,739 万円 ( +76%+203%

 ・2018年   4,180 万円 ( ▲12%+166%

 ・2019年   5,988 万円 ( +43%+283%

 ・2020年   9,634 万円 ( +61%+517%

 ・2021年   6,549 万円 ( ▲32%+319%

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