6161 エスティック が本日1月27日の大引け後、2020年3月期の第3四半期決算を発表した。
指標毎の着地状況は、下表の通りとなった。市場のコンセンサスも併記。
実績(億円) 前期比(%) 対通期会社予想 進捗率(%) |
通期予想(億円) 前期比(%) 直近進捗率(%) |
|||||
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 会社 | IFIS | |
売上高 | 21.05 +25.6 +29.48 |
40.08 +17.1 +56.12 |
52.54 ▲3.7 +73.57 |
– | 71.41 +8.0 +73.57 |
73.70 +11.5 +71.29 |
営業利益 | 6.47 +56.1 +36.72 |
12.06 +19.1 +68.44 |
15.02 ▲5.0 +85.24 |
– | 17.62 +1.6 +85.24 |
19.50 +12.4 +77.03 |
経常利益 | 6.42 +63.2 +35.91 |
11.66 +12.6 +65.21 |
14.80 ▲6.3 +82.77 |
– | 17.88 +2.5 +82.77 |
19.55 +12.6 +75.70 |
純利益 | 4.37 +65.1 +35.13 |
7.92 +19.6 +63.67 |
9.83 ▲4.4 +79.02 |
– | 12.44 +9.5 +79.02 |
13.50 +18.9 +72.81 |
減収減益とはなったものの、通期予想に対する進捗率は 経常利益:82%、純利益:79%と
貯金する事に成功した。
2Q時点よりも下方修正されたコンセンサスに対する進捗率は、経常利益はオンスケで純利益も
73%近くと、何とか食らい付いた。
今が一番苦しい時期だと思われるが、ある程度の結果を出す事は出来たのではないか。
<国内市場>
_サーボプレスが軟調、ネジ締付装置は当初予想を下回り推移。
_ハンドナットランナ、ナットランナは当初予想を上回り推移。
<米国市場>
_日系、米系自動車メーカーともにハンドナットランナを中心に堅調な販売状況で推移。
<中国市場>
_サーボプレスを除く製品の販売が、前年を下回って推移。
<その他市場>
_タイ、インドネシア市場が堅調に推移。
_韓国市場は日韓関係の悪化等で予想を大きく下回り低調。
ハンドナットランナが国内・米国ともに堅調だった事が明るい材料か。中国の減速が響いている。
苦しいが、何とか乗り切って頂きたい所である。
_
次に、これまでの株価の動きを確認してみる。
同社株式の週足チャートおよび四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。
株価は前回の2Q決算発表を受けて上昇、昨年12月には 7,340円まで登り詰めたがその後は戻し、
現在は 6,700円となっている。
今回の結果を受けて明日はかなり売られてしまうのかもしれないが、外部環境を考慮すると
内容的には思ったほど悪くはないと考えている。
またそのうちマーケットが再評価してくれる事を楽しみにしながら、投資を継続して行きたい。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00543]
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