MS-Japan

6539 MS-Japan 2020年3月期・3Qは15%増益、株価は下落

6539 MS-Japan が2月5日の大引け後、2020年3月期・第3四半期決算を発表した。

指標毎の着地状況は、下表の通りとなった。

実績(億円)
前期比(%)
対通期予想 進捗率(%)
通期予想(億円)
前期比(%)
直近進捗率(%)
1Q 2Q 3Q 4Q 会社予想
売上高 9.59
+10.8
+20.65
20.43
+12.8
+44.00
30.67
+7.8
+66.06
46.43
+21.3
+66.06
営業利益 3.93
+9.7
+19.71
8.21
+2.9
+41.17
12.68
▲1.9
+63.59
19.94
+18.0
+63.59
経常利益 4.31
+17.2
+21.40
9.67
+16.9
+48.01
15.31
+14.0
+76.02
20.14
+13.8
+76.02
純利益 2.97
+17.4
+21.29
6.59
+16.3
+47.24
10.78
+14.9
+77.28
13.95
+16.5
+77.28

3Qは売上高は前期比で 1ケタの増収となり、営業利益も微減で終わった。

WEBマーケティング中心の広告宣伝費予算を計画通り消化、人員増加もあり販管費が増加した。
(17.97億円、前期 15.40億円で +16.7%)

しかし半面、経常利益と純利益は 2ケタ増益での着地となった。
要因は、受取利息及び配当金と有価証券売却益が合計で 2.28億円程度、前期より増えたため。

今後に向けた投資を予定通り進めた事もあり、本業の利益は伸びずに終わった。

人材紹介事業は、新規登録者数が 15,070人(前期 12,876人、+17.0%)と過去最高を記録。


画像出所:株式会社MS-Japan 2020年3月期 第3四半期決算説明

また求職者側は、有資格者以外の管理部門の紹介実績が伸長し、売上高の増加要因となった。
最後の4Qで利益の伸長を実現し、来期の高い予想に繋げられる事を期待したい。

来期に向けた施策であるが、BtoB プラットフォームのβ版を今月末にリリース予定。


画像出所:株式会社MS-Japan 2020年3月期 第3四半期決算説明

総務、経理、人事の本社業務を一通り網羅し、将来の収益柱となるべくその成長に期待したい。

_
次に、これまでの株価の動きを確認してみる。
同社株式の週足チャートおよび四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。

株価は今期 2Q決算発表直後は反応しなかったが、その後は一旦は上昇した。
しかし再び下落してしまい、今回の3Q発表翌日の6日は ▲99円と売られた。

今後も暫くは、ボックス相場となるのかもしれない。

しかし好調な人材紹介事業に加えてBtoB プラットフォームや、来期上期中にリリース予定の
全国を対象とした、ダイレクトリクルーティングメディアの成長期待は大きい。

引き続き長期投資のスタンスで臨み、その成長を株主として見守って行きたいと思う。

[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00550]

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管理人プロフィール

 Author : 圭壱

 Twitter : 圭壱@長期投資

 50代の会社員。

 2013年より日本株を対象とした

 成長株への長期投資を実践。

 投資先企業の活動を通じた社会貢献と同時に、投資

 資本の成長を目指す。 最終目標は経済的自由人。

 詳細は ---> 管理人プロフィール

保有株式の年末評価額 (単年率・累計率)

 2013年12月  1,560 万円でスタート

 ・2013年   1,567 万円 ( +0%

 ・2014年   1,923 万円 ( +23% ・ +23%

 ・2015年   2,297 万円 ( +19% ・ +47%

 ・2016年   2,695 万円 ( +17% ・ +72%

 ・2017年   4,739 万円 ( +76%+203%

 ・2018年   4,180 万円 ( ▲12%+166%

 ・2019年   5,988 万円 ( +43%+283%

 ・2020年   9,634 万円 ( +61%+517%

 ・2021年   6,549 万円 ( ▲32%+319%

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