6539 MS-Japan が2月5日の大引け後、2020年3月期・第3四半期決算を発表した。
指標毎の着地状況は、下表の通りとなった。
実績(億円) 前期比(%) 対通期予想 進捗率(%) |
通期予想(億円) 前期比(%) 直近進捗率(%) |
||||
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 会社予想 | |
売上高 | 9.59 +10.8 +20.65 |
20.43 +12.8 +44.00 |
30.67 +7.8 +66.06 |
– | 46.43 +21.3 +66.06 |
営業利益 | 3.93 +9.7 +19.71 |
8.21 +2.9 +41.17 |
12.68 ▲1.9 +63.59 |
– | 19.94 +18.0 +63.59 |
経常利益 | 4.31 +17.2 +21.40 |
9.67 +16.9 +48.01 |
15.31 +14.0 +76.02 |
– | 20.14 +13.8 +76.02 |
純利益 | 2.97 +17.4 +21.29 |
6.59 +16.3 +47.24 |
10.78 +14.9 +77.28 |
– | 13.95 +16.5 +77.28 |
3Qは売上高は前期比で 1ケタの増収となり、営業利益も微減で終わった。
WEBマーケティング中心の広告宣伝費予算を計画通り消化、人員増加もあり販管費が増加した。
(17.97億円、前期 15.40億円で +16.7%)
しかし半面、経常利益と純利益は 2ケタ増益での着地となった。
要因は、受取利息及び配当金と有価証券売却益が合計で 2.28億円程度、前期より増えたため。
今後に向けた投資を予定通り進めた事もあり、本業の利益は伸びずに終わった。
人材紹介事業は、新規登録者数が 15,070人(前期 12,876人、+17.0%)と過去最高を記録。
画像出所:株式会社MS-Japan 2020年3月期 第3四半期決算説明
また求職者側は、有資格者以外の管理部門の紹介実績が伸長し、売上高の増加要因となった。
最後の4Qで利益の伸長を実現し、来期の高い予想に繋げられる事を期待したい。
来期に向けた施策であるが、BtoB プラットフォームのβ版を今月末にリリース予定。
画像出所:株式会社MS-Japan 2020年3月期 第3四半期決算説明
総務、経理、人事の本社業務を一通り網羅し、将来の収益柱となるべくその成長に期待したい。
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次に、これまでの株価の動きを確認してみる。
同社株式の週足チャートおよび四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。
株価は今期 2Q決算発表直後は反応しなかったが、その後は一旦は上昇した。
しかし再び下落してしまい、今回の3Q発表翌日の6日は ▲99円と売られた。
今後も暫くは、ボックス相場となるのかもしれない。
しかし好調な人材紹介事業に加えてBtoB プラットフォームや、来期上期中にリリース予定の
全国を対象とした、ダイレクトリクルーティングメディアの成長期待は大きい。
引き続き長期投資のスタンスで臨み、その成長を株主として見守って行きたいと思う。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00550]
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