3月13日、4684 オービック に新規で投資した。
前日のNYダウはサーキットブレーカーが発動され、終値は前日比 ▲2352ドルと大幅安。
下げ幅は過去最大、下げ率は ▲9.99%で 1987年のブラックマンデー(▲22.6%)に次いだ。
VIX指数も 75と過去最高を更新し、リーマンショック以来の数字に。
NYの下落を受けて13日の日経平均株価は、午前10時頃には 前日比 ▲1,700円を超えて
16,800円台に突入。直近の2月までの高値圏である 24,000円からの下落率は ▲30%に。
という事で、この機会を捉えて10時過ぎに買い注文を出し、ほどなくして約定した。
株価は1万円以上で私にとっては超値嵩株のため、当然 100株しか買えない。
当日は結果的に約定した付近が底値付近となり、その後はかなり戻ってくれた。
同社株式の日足チャートは、下記の通りである。
相場急落前の最高値は 1月14日の 16,050円で、実質的な上場来高値である。
買値の 12,020円は、19年10月23日以来約5ヶ月弱振りに付けた水準となる。
同社は独立系SIであり、メインの事業はERPとなる。
勘定奉行で有名な 4733 オービックビジネスコンサルタント の前身となる企業を
1980年に設立しており、野田会長はこちらの会長も務めている。
因みに私は、OBC にも何れ投資する予定である。
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主要事業はERPソリューション統合業務ソフトウェア「OBIC7」の開発、販売、保守となる。
ERP(Enterprise Resources Planning)は企業経営の基本となる資源要素を適切に分配し
有効活用する計画=考え方で、それを実現するためのソリューションが同社の事業となる。
同ソリューションは1997年の登場以来、累計 20,000社を超える企業に導入。
ERP累計導入社数シェアは 17年連続1位となっている。
適用する業界は、金融、卸・物流、小売、サービス、不動産、製造、設計、建設と幅広い。
また本社業務である会計、人事、給与、財務や、就業、販売、生産等にも対応。
そして当然ながら、クラウド化にも対応している。
以上の各ソリューションを導入コンサルから企画、構築、導入、その後のサポートまで
自社一貫体制でワンストップ提供し、収益機会を最大化している。
財務状況は、自己資本比率 90%台、有利子負債ゼロ、保有キャッシュ 1,200億円程度と
これ以上強固なものは無いレベル。
今期配当予想は年間 160円(中間 70円/期末 90円)で予想配当性向は前期 37%、今期予想は
44%と拡大。 現在の株価 12,950円に対する予想配当利回りは 1.2%と、利回りでは買えない。
事業の優位性は強固である。売上高営業利益率は前期 51.1%、今期3Q時点では 54.1%。
売上高純利益率は前期 43.4%、今期3Q時点では 45.8%と非常に高い。
あと数年もしたら、売上の半分が純利益になるだろう。
予想 ROEも ROAも2桁、株主は外国人保有率が 30%を超え、人気は陰らないだろう。
投信保有率は5%台であり、今後の増加も見込める。浮動株は 2%以下で需給は逼迫。
以上、好財務に加えて優位な事業による高い収益性と、皆がほしがる希少性。
その将来性を高く評価しており、この株価急落の場を利用して手に入れる事が出来た。
今後10年、20年と保有を続け、配当利回りと含み益が成長して行く事が楽しみである。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00557]
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