<Written by 圭壱(Twitter : 圭壱@長期投資)>
3763 プロシップ が昨日5月8日の14時30分、20年3月期の本決算を発表した。
指標毎の最終着地結果は、下表の通りとなった。
実績(億円) 前期比(%) 対通期予想 進捗率(%) |
通期予想(億円) 前期比(%) 最終着地率(%) |
||||
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 会社予想 | |
売上高 | 12.29 +45.1 +24.6 |
22.82 +27.6 +45.6 |
33.58 +15.8 +67.2 |
50.52 +13.7 +101.0 |
50.00 +12.5 +101.0 |
営業利益 | 1.40 ▲35.3 +8.6 |
3.91 ▲15.8 +24.1 |
7.19 ▲13.2 +44.4 |
14.70 ▲4.2 +90.7 |
16.20 +5.6 +90.7 |
経常利益 | 1.47 ▲35.6 +8.91 |
4.20 ▲13.2 +25.45 |
7.77 ▲11.0 +42.09 |
15.35 ▲3.7 +93.0 |
16.50 +3.5 +93.0 |
純利益 | 0.93 ▲38.5 +8.19 |
2.82 ▲15.4 +24.85 |
5.25 ▲12.1 +46.26 |
10.36 ▲4.6 +91.3 |
11.35 +4.4 +91.3 |
最終着地も減益率は1桁で大きくは無いが、増収減益となった。
利益は、退職給付費用や研究開発費、広告宣伝費、人材募集費等が増加し前期比で減少。
<パッケージソリューション事業>
_主力の固定資産ソリューションは、海外を含むリース資産管理対応を中心として
_新規ユーザーの獲得や、既存ユーザーへのバージョンアップを推進。
_売上高:48.49億円(前期比 +14.6%)、営業利益:14.23億円(前期比 ▲3.5%)
<その他事業>
_主にプロシップフロンティアにて、既存顧客からの継続案件や追加案件の獲得を推進。
_売上高:3.16億円(前期比 +8.3%)、営業利益:0.45億円(前期比 ▲19.8%)
最後に何らかの影響は出たかとは思うが、それでも減益率を抑えてくれたのは幸いである。
また、同時に発表した2021年3月期の業績予想は下表の通りとなった。
今期予想 | 前期比 | |
売上高 | 54.00億円 | +6.9% |
営業利益 | 16.90億円 | +15.0% |
経常利益 | 17.30億円 | +12.7% |
純利益 | 11.60億円 | +11.9% |
また配当予想は、記念配落ちのため前期の 45円から 35円に減配されている。
開発量の増強や既存顧客に対する新製品へのバージョンアップ強化、インフラ業界への
営業活動強化を行うと記載。
新型コロナウイルスについては、その動向次第ではシステム投資需要が縮小し、業績に
影響を与える可能性があるとしている。
どこまで影響を見越しているのかは不明だが、先ずは2桁の増益予想が開示されたので
良かったかなと思う。今後の下方修正は避けたい所ではあるが。
_
次に、これまでの株価の動きを確認してみる。
同社株式の日足チャートは、下記の通りである。
今年の1月半ばには 1,600円を超えて実質的な上場来高値を付けたが、その後は下落。
2017年以降の中期ボックスの下限である 1,000円を一時割り込み、その後は反発して来た。
昨日も発表後は一旦マイナス圏に沈むも、地合の良さにも助けられプラスで終えた。
今期は環境が不透明ではあるが、何とか増益で切り抜けて頂ければと思う。
引き続き、長期投資で応援を続けて行きたい。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00564]
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