システナ

2317 システナ 20年3月期は19%増益も今期は9%減益の予想

<Written by 圭壱(Twitter : 圭壱@長期投資)>

2317 システナ が昨日5月12日の大引け後、2020年3月期の本決算を発表した。

指標毎の最終着地結果は、下表の通りとなった。市場のコンセンサスも併記。

実績(億円)
前期比(%)
対通期会社予想 進捗率(%)
通期予想(億円)
前期比(%)
最終進捗率(%)
1Q 2Q 3Q 4Q 会社 IFIS
売上高 152.46
+13.1
+24.14
314.11
+15.4
+49.74
473.35
+10.0
+74.96
645.52
+8.1
+102.2
631.47
+5.7
+102.2
644.33
+7.9
+100.2
営業利益 18.64
+27.0
+23.70
41.09
+27.0
+52.24
59.80
+15.1
+76.03
81.63
+18.3
+103.8
78.65
+14.0
+103.8
80.00
+15.9
+102.0
経常利益 18.17
+28.0
+23.84
39.61
+26.5
+51.97
57.91
+14.7
+75.98
78.71
+17.4
+103.3
76.22
+13.7
+103.3
77.50
+15.6
+101.6
純利益 12.30
+30.5
+23.93
26.80
+27.9
+52.14
39.03
+15.1
+75.93
54.71
+19.3
+106.4
51.40
+12.1
+106.4
52.17
+13.8
+104.9

各指数とも予想を超過しての着地となり、純利益は 20%近い増益となった。

市場のコンセンサスは3Q時点より下方修正されたが、こちらも全て100%以上となった。

・ソリューションデザイン事業(売上高 +7.9%、営業利益 +10.7%)
_車載:インフォテインメント関連は順調、モビリティサービス関連での受注を獲得した。
_社会インフラ:5G通信のインフラ整備やIoT機器を活用したスマート駐車等が伸長。
_ネットビジネス:5Gに向けたサービス改修、eコマースに関わるキャッシュレス決済が順調。
_スマートデバイス/ロボット/AI:コミュニケーションロボットの開発・検証で受注を拡大。
_業務システム:ベトナムオフショア活用の拡大で短納期・低コストを実現、売上が伸長した。

・フレームワークデザイン事業(売上高 +9.0%、営業利益 +25.7%)
_金融分野は、新規の金融、保険、業務システム開発の受注も進み堅調に推移した。
_新規サービス分野は、RPAツールや関連プロダクトツールの販売等が堅調に推移。

・ITサービス事業(売上高 +10.5%、営業利益 +18.4%)
_顧客のプロフィット部門を中心に「PMO」に注力し、高付加価値案件の受注が拡大した。
_事業拡大に不可欠な人材拡充も、採用手法の多様化や研修の充実化により順調に推移。

・ソリューション営業(売上高 +7.7%、営業利益 +40.4%)
_モバイルPC+クラウドやクラウド+サーバー環境のサービス強化を推進した。
_PC販売、Web会議システムに付随する関連製品販売は高い伸びとなった。

・クラウド事業(売上高 +24.4%、営業利益 +5.8%)
_DXを実現するビジネスアプリプラットフォーム『Canbus.』の受注が堅調に推移。
_業務系システムのリプレースやシステム連携などインテグレーションを数多く受注。

各事業とも3Qに引き続き増収増益となり、好調な売れ行きを維持しての着地となった。


画像出所:株式会社システナ 2020年3月期 業績概要および中期経営計画

また、同時に発表した2021年3月期の業績予想は下表の通りとなった。
市場のコンセンサスも併記。

会社予想 前期比 IFIS 前期比
売上高 622.27億円 ▲3.6% 710.67億円 +10.1%
営業利益 76.34億円 ▲6.5% 96.25億円 +17.9%
経常利益 73.70億円 ▲6.4% 93.00億円 +18.2%
純利益 49.67億円 ▲9.2% 63.17億円 +15.5%

慎重な数字となっており、1桁ではあるが減収減益の予想となっている。市場のコンセンサスは
2桁の増収増益で大きく乖離しているが、是非こちら側に振れる事を期待したい。

今期も引き続き、各セグメントでそれぞれ受注拡大と収益性の向上が淡々と謳われている。

特に、新型コロナ感染拡大で働き方が変わる中、人間が担ってきた作業がRPAやロボットに
置き換わる変革期のため、ロボットやAIの技術者育成を行い受注拡大に繋げるとしている。

また、今期の新型コロナウイルスによる事業活動への影響として、下記を挙げている。

①米国の外出禁止令による従業員、顧客、投資先とのコミュニケーションロス
②顧客の事業活動中断や、先行き不透明感による営業活動の停滞
③受注済み案件における納品の延期
④収束までの案件の一時的な中断

対策として、Web会議やコミュニケーションツール、開発環境共有ツール等を活用する。
また納期は顧客と合意、収束後は案件再開により単月営業黒字への回復は可能としている。

_
最後に、これまでの株価の動きを確認してみる。
同社株式の週足チャートおよび四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。

株価は前期 3Q決算発表後は大きく下落し、そのまま2月の急落に突入して 3月の底値は 1,037円
と辛うじて 1,000円台で止まり、その後は 1,698円まで上昇したが本日は ▲203円と売られた。

ここから先は上昇なのか下落なのか。今期が堅調な四半期決算を積み重ねる事を期待しながら、
引き続き長期投資を継続して行く。

[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00565]

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コメント

  • コメント (2)

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    • 薄利多売
    • 2020年 5月 14日

    最近はツイッターばかりで、こちらも見てはいますがコメントはついつい億劫になってしまいます。ツイッターおそるべし。
    さて、システナはどんな決算でも下げる印象ですが、今回は特に「来期予想を出しただけで売られる」という恐ろしい地合いに嵌った感じですね。監視だけしてるウィルグループもすごい勢いで売られ(あちらは減配だから当然ともいえますが)来期未定の会社がs高するような状態となっています。
    コロナ直撃銘柄は良くても悪くても買われる感じですが、影響の分かりにくい銘柄は意味もなくコロナ影響ないかもという変な期待感で決算悪くなくても当たり前みたいなのを期待されてしまうのかもしれません。

      • 圭壱
      • 2020年 5月 14日

      薄利多売さん、ご無沙汰しております。

      本当にそうですね。正直に予想を出すと売られてしまう感じです。
      まして1桁とはいえ減益予想ですからね。

      一週間遅らせたコムチュアは明日、どうなりますやら。
      通常なら含み益が殆ど同じこの2銘柄、今はコムチュアが独走です(^^

      どんな予想を出して(遅らせたので何らか数字は出すと思いますが)
      18日はどうなるのか、差は縮まるのか拡がるのか・・・
      戦々恐々としながら見守りたいです。

管理人プロフィール

 Author : 圭壱

 Twitter : 圭壱@長期投資

 50代の会社員。

 2013年より日本株を対象とした

 成長株への長期投資を実践。

 投資先企業の活動を通じた社会貢献と同時に、投資

 資本の成長を目指す。 最終目標は経済的自由人。

 詳細は ---> 管理人プロフィール

保有株式の年末評価額 (単年率・累計率)

 2013年12月  1,560 万円でスタート

 ・2013年   1,567 万円 ( +0%

 ・2014年   1,923 万円 ( +23% ・ +23%

 ・2015年   2,297 万円 ( +19% ・ +47%

 ・2016年   2,695 万円 ( +17% ・ +72%

 ・2017年   4,739 万円 ( +76%+203%

 ・2018年   4,180 万円 ( ▲12%+166%

 ・2019年   5,988 万円 ( +43%+283%

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