<Written by 圭壱(Twitter : 圭壱@長期投資)>
2127 日本M&Aセンター が7月30日の大引け後、2021年3月期の第1四半期決算を発表した。
指標毎の前年同期比は、下記の通りとなった。
なお、通期の業績予想は引き続き未定とした。
・売上高 :+18.1%
・営業利益:+25.4%
・経常利益:+24.1%
・純利益 :+24.8%
1Q決算としては、売上高・利益ともに過去最高を更新した。
また営業利益率は、前期の 50.6%に対して 53.7%と向上した。
M&A成約件数は前期 234件に対して 232件を達成し、平均成約単価も上昇した。
コロナ禍の中、安定した成果を出す事に成功している。
また未定だった配当予想を公表、26円(13円、13円)で前期据え置きとなった。
今期に関しては不透明の中、株主に報いるため前期実績を下限とするとの事。
こういった姿勢は有り難いものである。
コロナ禍への対応として、下記を挙げている。
①サテライトオフィスの新設(7月末時点で19ヶ所)
②ウェブ会議システムの導入
③各種セミナーのオンライン化(6月末時点で7業種以上を対象に開催)
コロナ禍に率先して対応し、実績を挙げる事に成功した事は株主として嬉しい。
また、旺盛なM&A需要に対応するための採用活動は一時休止するも、期間中に 56名増加。
7月より本格的に再開される。
オンラインセミナーは引き続き、7月も新たに8業界を対象に開催予定。
5月28日、当社株式が MSCI World Index に採用され、世界企業の一員として認められた。
画像出所:株式会社日本M&Aセンター IR Report 決算説明資料 2021年3月期第1四半期
株主として、誇らしいものである。
子会社で運営のM&Aマッチングサイト「Batonz」の登録・成約件数は、共に続伸している。
伸び率は鈍化している感じだが、今後の巻き返しに期待したい。
画像出所:株式会社日本M&Aセンター IR Report 決算説明資料 2021年3月期第1四半期
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最後に、これまでの株価の動きを確認してみたい。
同社株式の週足チャートおよび四半期決算における純利益の推移は、下記の通りである。
株価は3月の急落により 2,300円処で底を付けた後、5月15日の本決算後は上昇が加速。
1Q決算発表後の昨日は窓を開けて前日比 +230円となり、実質的な上場来高値を更新した。
急落・反転後の上昇力は非常に強く、頼もしい限りである。
今後も長期投資を続け、企業価値の上昇に付いて行くつもりである。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00575]
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