2428 ウェルネット が 8月17日の大引け後、株式報酬型ストック・オプション(新株予約権)の
発行を発表した。
2017年9月1日付けで社外取締役を除く取締役4名を対象に125個×100株を権利行使価格1円、
行使可能期間40年で付与する。
払い込み価格は例の難解な算出式「ブラック・ショールズ・モデル」により算出し、1ヶ月程度
で確定すると思われる。
因みに、私が新卒で証券会社に入社後に最初に担当したのが国債を対象としたオプション取引の
システム構築であった。
同じ仕事を担当した同僚にものすごく頭の良い方がいてこの難局を乗り切れたが、このブラック・
ショールズ・モデルは私にとっては正に、ブラック・ホールズ・モデルであった。
出来ればあまり関わりたくない公式である。
愚痴はこの位にして話しを元に戻すと、同社は今までに5回同様の新株予約権を発行しており、
今回で6回目の発行となる。
先般、よりリスクを取る経営に移行したと宣言があった訳であるが、意識したのかどうかは定か
ではないが、このタイミングで新たな発行を決議してきた。
既存株主にアピールする狙いがあるのかどうかは不明であるが、積極経営に切り替えて株式の
希薄化に繋がる新たなストックオプションを自らに付与する。
そうなのであれば、是非とも成果を出し、株価を上昇させて既存発行分も含めて全てを行使する
位の気概と覚悟を持って今後の経営に当たってほしい。
やるからには成功させよ。 これが1株主としての想いである。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00061]
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