月間ポートフォリオ状況について記載する。
2018年3月・第1週末時点のポートフォリオ状況は、下記の通りとなった。
評価総額 : 5,038万円
前回比 : ▲428万円 (▲7.8%)
前回結果と期間中の最小・最大・最終結果、及び各含み益の変動率は下記の通りとなった。
区分 | 日付 | 投資総額 | 評価総額 | 含益総額 | 含益率 | 前回比 |
前回結果 | 02/02 | 2,307万円 | 5,466万円 | 3,159万円 | 136.9% | +29.5% |
期間最小 | 02/14 | 2,307万円 | 4,716万円 | 2,409万円 | 104.4% | ▲32.5% |
期間最大 | 02/05 | 2,307万円 | 5,306万円 | 2,999万円 | 130.0% | ▲6.9% |
今回結果 | 03/02 | 2,307万円 | 5,038万円 | 2,731万円 | 118.4% | ▲18.6% |
※前回比 : (各日含み益総額 – 前回含み益総額) / 前回投資総額 × 100
昨年7月に旧ブログを始めて以来、これまで月間では順調に評価増額を積み上げて来たが、
ここに来て初めての減少となった。
評価総額は400万円以上が溶けて蒸発。
過去50年以上の実生活で、一度に400万円以上を消費したのは不動産取得の2回しかない。
それでも、投資総額の2倍以上を保つ結果となった。
期間中(18/02/02 ~ 18/03/02)の評価総額およびTOPIXの推移は、下図の通りとなった。
※TOPIX株価指数は、3倍している。
2月2日に対する3月2日の変動率は、TOPIX:▲5.3%に対して評価総額:▲7.8%となった。
PFの評価総額は、TOPIXに対して上下の振れが大きいのが災いしている。
<月間(18/02/02 ~ 18/03/02)の評価総額の推移>
前回とは打って変わり、1日目の2月5日が 5,306万円で最大となった。
そして日経225・TOPIXが大底を付けた7日目の2月14日に、4,716万円と最小を記録。
そこからは徐々に増えるも3月に入り下落、最終日の3月2日は 5,038万円で着地した。
第1週目 : 5日は ▲160万円、6日は月間最大となる ▲388万円を記録。
7日は △35万円、8日は △113万円と戻すも、9日の ▲118万円で帳消し。
第2週目 : 13日は ▲72万円、14日は ▲160万円で期間中の底打ち。
15日は △95万円、16日 △78万円と戻し、4,889万円に。
第3週目 : 19日は引き続き △137万円で 5,000万円台に復活し、以降はキープ。
引き続き △10万円、△52万円、▲68万円、△36万円と推移。
第4週目 : 26日は △52万円、28日は △67万円と戻し 5,184万円に。
しかし最後は3月1日は ▲71万円、2日は ▲75万円と連続減少。
前回からの売買は、下記の通りとなった。
売り : 無し
買い : 無し
次に2017年8月からの、各月初時点の投資総額と評価総額およびTOPIXの推移は
下図の通りとなっている。
今月は初めて大きく落ち込んだが、それでもまだ昨年8月からの月間移動平均線上に
ほぼ位置している。今後1ヶ月の動きがどうなるか。
また、月間の各指数およびPF銘柄の変動状況は下表の通りとなった。
PF銘柄は、月間の上昇率の高い順に記載している。
黄色の網掛けは月間変動率がマイナス、ピンク色の網掛けは含み損を表している。
網掛けがないのが良い状態である。
月間の各指数は全て下落。中でも日経225が最大の下落率となった。
日経JASDAQと東証2部が比較的健闘している。東証マザーズはTOPIX並みとなった。
次に個別銘柄であるが、前回は上昇率 30%台が3社、20%台が3社、10%台が5社であったが
今回は上昇したのは4社と、見る影も無い状態である。
上昇率1位、というよりまともに上昇したのは 6029 アトラ のみとなった。
2月5日に2017年12月期の業績予想の上方修正を発表。
営業利益 △33%、経常利益 △27%、純利益 △53% とそれぞれ上方修正し、
翌日6日は全体相場が月間で最大の下げとなる中で逆行高し、一時ストップ高まで買われた。
この日は終値でも10%を超える上昇となり、東証1部での値上がり率第1位を記録した。
翌日以降は一旦大きく下落するも、16日からは再び上昇し月間で21%の上昇率を記録した。
こんな相場環境の中でアトラが1位を取る事になるなど想像もしていなかったが、
今後も将来の大きな成長に向けて、着々と歩んで行ってほしい。
2位となった 4746 東計電算 はその理由が良くわからないが、15日から5営業日連続で
買われ、3%の上昇率となった。
3位の 2317 システナ と4位の 2127 日本M&Aセンターは、共に強い値動きであった。
システナは、2018年3月期の3Q決算と配当増額予想の発表でストップ高した2月2日の
翌営業日から今回の下落に巻き込まれたのであるが、5日は何と更に上昇。
6日からは一旦大きく下落するも、14日に底を打って少しずつ上昇しプラスで着地。
日本M&Aセンター は、2月6日の寄り付き 6,080円で一気に底を打ち、そこからは
粗い値動きとなったがものの少しずつ下値を切り上げ、16日からは安定して上昇して
月間ではプラスで終えた。
2社とも業績の強い事と、直近でのアイドリング期間が相応にあった事で株価には
エネルギーが充満していたのかもしれない。
これ以外の19社は、程度の差こそあるが全て下落となった。
ワースト1位は 2186 ソーバル、2位は 4792 山田コンサルティンググループ で
共に18%台の下落となった。
ソーバルは、会社からのネガティブな発表は特に出ていない。
山田コンサルティンググループは、2月2日に3Q決算を発表している。
増収増益は達成したものの、純利益は 13%増に留まり通期予想に対する進捗率も
約6割と、オンスケには届かなかった事で売られている。
しかし、2月8日以降は小幅な値動きに留まり落ち着きを取り戻してる。
評価総額は前回1月の上昇分は大きく毀損したが、中期的に見ると上昇傾向を保っている。
3月2週目以降の相場は、どんな展開となるのであろうか。
日経225とTOPIXはNYダウに大きく引き離され、既に2月14日の底値とほぼ同じレベルまで
下がっている。
ここから更に底割れすると、戻るのには中々時間を要しそうである。
特にじわじわと下げていく場合は、回復エネルギーも蓄積されないため要注意となる。
しかし何れにしろ、私の手掛けている「成長株への長期投資」では全体相場の動向には
左右されず、投資先企業の成長を信じて投資を継続し、配当の再投資や追加投資により
投資総額を増やして行くのみである。
相場下落の第2幕が到来しても慌てない様にしっかりとシートベルトを着用し、
その動向を見つめて行きたい。
次回は、4月6日大引け後の結果で状況を纏める予定である。
[成長株への長期投資~経済的自由人を目指して~ 記事 No.00210]
この記事へのコメントはありません。